スイスのBacked(バックド)と米暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンが共同開発したトークン化米国株式・ETF「xStocks(エックスストック)」は2日、中央集権型・分散型取引所を合わせた累計取引高が100億ドル(約1兆5,500億円)を突破したと発表した。このうちオンチェーン取引は約20億ドル(約3,100億円)に達している。
xStocksは2025年6月末に公開ローンチされ、わずか135日でこのマイルストーンに到達した。米国株式やETFを1対1で裏付けるトークン化資産で、対象地域のユーザーがDeFi(分散型金融)で担保として活用できる。
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当初はソラナ上でローンチされ、クラーケンの160カ国以上の顧客とバイビットユーザーに提供された。その後イーサリアムにも展開し、アルケミーペイ、ゲート、ファントムウォレットなど、グローバルパートナーのエコシステムが急速に拡大している。
これまでに4万5,000人以上のオンチェーン保有者がxStocksエコシステムに参加し、運用資産総額は1億3,500万ドル(約209億円)を超えている。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.74円)




