全人類に仮想通貨を配布する「Worldcoin」 、スマホアプリをリリース

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目次

眼球データに紐づけられる暗号資産(仮想通貨)、着々と開発進む

ChatGPTを開発するOpenAIのCEOサム・アルトマン氏が立ち上げたプロジェクトの暗号資産(仮想通貨)「Worldcoin」は8日、iOSおよびAndroid向けのアプリ「WorldApp」をリリースした。

WorldAppは、誰もが使えるようにシンプルな設計となっており、World IDによる個人のデジタルIDとしての機能、WorldcoinやBitcoin、ドルなどの送受、購入機能などができる。規制に準拠した暗号資産取引所やMoonpay、rampと提携しており、これらを通じた入出金が可能となる。電話番号や暗号資産アドレスを使用する送金にも対応している。

World IDは、バレーボールほどの大きさの球体である生体認証装置「オーブ」を使って、目の網膜をスキャンし、各人に固有の虹彩パターンに応じて作成される。スキャンした虹彩の画像は、コード生成後は永久に削除され、コードはWorldcoinの受領の有無の確認のみに使用される。

Worldcoinは、Y combinatorの元CEOで、現OpenAIのCEOサム・アルトマン氏と、物理学者のアレックス・ブレイニア氏が共同で立ち上げたプロジェクト。地球上のすべての人間がworldcoinという暗号資産を手にし、ベーシックインカムを実現させるという野望を持っている。a16zやCoinbase Ventures、LinkedInの創業者Reid Hoffmanなど有名な投資家から評価額約1300億円(10億ドル)で、約30億円超(2500万ドル)調達している。

筆者もアプリを入れてみたので、レビューしてみる。

今回入れるのはiOS版のアプリ。開発者は、worldcoinの主要ベンダーである「Tools for Humanity Corp.」となっている。

アプリ起動が、最初の画面。新しいアカウントを作るのか、新規登録するのか求められる。
今回は初めてなので「New accout」をポチッ。

SMS認証のための、電話番号を入力するよう求められる。入力して次へ。

SMSでコードが送られてくるので、入力して次へ。

パスワードを設定するよう求められるので、入力して次へ。

でました。これぞworldcoinの代名詞「Orb」。眼球の虹彩をスキャンするとworldcoinがもらえるとのことで、一時期話題となった。
筆者は、やったことないので「No,maybe later」をポチッ。これで初期設定は完了。

WorldAppのトップ画面。上のほうに「Claim with WorldID」とあるので、クリックしてみたが、「Orb」で眼球をスキャンしないとダメだった。

資産の入出金ができる画面。ドル、クリプト、worldcoinが選択できるが、ドルは入金×出金〇、クリプトはいずれも×、worldcoinは「coimig soon!」と表示されるだけで、まだ未完成のようだ。

WorldIDの管理画面。特段できることはなかった。

参考

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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