Wise(ワイズ)は、海外送金を低コストかつシンプルに行える革新的な金融サービスです。リアルタイム為替レートを適用し、銀行よりも安い手数料で送金できるため、多くのユーザーに支持されています。
また、「マルチカレンシー口座」を利用すれば、日本に居ながらにして、50以上の通貨を保有・管理し、現地の銀行口座のように送金や受け取りが可能です。たとえば、アメリカの取引先からドルのまま受け取り、好きなタイミングで円に両替するといった使い方ができます。さらに、Wiseは日本法人を構え、関東財務局に資金移動業者として登録されており、安全性も確保されています。
今回はついて、Wise使用歴10年以上の筆者が、Wiseの特徴や評判、安全性を徹底解説します。
- Wiseは、銀行窓口に行かずに低コストかつスピーディーな海外送金ができる金融サービスです。使いやすさや透明性、安全性が評価され、世界中のユーザーに支持されています。
- Wiseの本社はイギリスですが、日本法人を構え、関東財務局に資金移動業者として登録され、日本の法律に則って運営されています。
- 海外送金に加え、マルチカレンシー口座の利用、デビットカードの発行、法人口座の開設、仮想通貨やFX取引など、多目的に活用できます。
海外送金「Wise」とは?特徴を徹底解説

【Wiseの基本情報】
会社名(日本法人) | ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社 |
事業内容(日本法人) | 第一種及び第二種資金移動業者 |
登録番号(日本法人) | 関東財務局長 第00040号 |
加入協会(日本法人) | 一般社団法人 日本資金決済業協会 |
設立(日本法人) | 2014年(平成26年) |
グループ本社 | Wise Payments Limited |
イギリス金融行動監視機構(FCA)登録番号 | 900507 |
株式上場先証券市場 | ロンドン証券取引所 |
グループ本社設立 | 2010年(平成22年) |
グループ代表取締役 | Kristo Käärmann |
グループ本社所在地 | 英国・ロンドン(Shoreditch, London, United Kingdom) |
金融ライセンス保持数 | 世界で65以上の金融ライセンスを取得 |
取扱通貨数 | ・21通貨で現地口座情報を発行可能 ・50以上の通貨で送金・両替に対応 |
デビットカード発行 | Wiseデビットカードで47通貨の支払いが可能(個人向け) |
法人口座の有無 | 法人向けWise Business口座も開設可能(法人ごとに1アカウント) |
モバイルアプリ | iOS・Android |
SWIFT送金 | 可能(ただし独自ネットワークを優先) |
IBAN送金 | 可能(ヨーロッパ圏内送金に利用) |
公式サイト | https://wise.com/jp/ |
次に、Wiseを10年以上使い続け、個人口座・法人口座ともに活用しているヘビーユーザー視点で、Wiseの特徴を徹底解説していきます。
100万円以上の海外送金が手軽に実現
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日本で海外送金をする際、多くの人が銀行窓口を利用します。しかし、銀行の海外送金は本人確認や送金目的の証明、資金の出どころなどの確認手続きが煩雑で、時間もかかります。また、銀行の為替レートは割高で、送金手数料以外にも両替手数料の負担も大きいのが現状です。
さらに、SWIFT送金では着金まで3日から1週間近くかかることが多く、着金後にも送金目的を確認されることがあります。
一方で従来、多くの資金移動業者では1回の送金上限が100万円に制限されていましたが、Wiseは2024年に第一種資金移動業者の認可を取得し、1億5,000万円まで送金できるようになりました。
筆者も過去に1,000万円を日本からヨーロッパの自分の口座に送金する際、100万円ずつ10回に分けて送金したことがあります。しかし、着金先の銀行で「なぜ分けて送るのか?」と質問され、あまりいい思いをしなかった経験があります。現在では1回で送金が完了するため、こうした煩雑さも解消されています。
また、Wiseの送金速度は銀行よりも圧倒的に速く、数分~数時間で完了し、長くても1~2日以内に着金します。留学の学費納入や海外不動産の購入など、大口の送金をスムーズに行いたい方に最適なサービスです。
海外送金時の為替レートが良く、手数料が安い
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銀行の海外送金では、為替レートに隠れた両替手数料や中継銀行に支払う手数料が発生し、最終的なコストが高くなることがしばしばあります。
しかし、Wiseでは、市場レートに限りなく近い為替レートを適用し、手数料を明確に表示することで、隠れたコストを排除しています。送金前に両替レートや手数料を事前に確認できるため、予想外の費用が発生する心配もありません。
また、Wiseのモバイルアプリは使いやすく、直感的な操作で簡単に送金や口座管理を行うことが可能です。処理速度も速いため、忙しいビジネスパーソンや旅行者にとっても大変便利との声が多く聞かれます。
Wiseデビットカードで支払い&ATM引き出しが可能
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Wiseでは、日本の居住者向けにMastercardブランドのデビットカードを発行しています。これにより、ネットショッピングや実店舗での支払いが可能です。
さらに、海外のATMで現地通貨を引き出すことも可能で、銀行や空港での両替よりも有利な為替レートで換算されるため、旅行や出張時のコストを抑えられます。また、近年、日本のクレジットカードやデビットカードでは海外仮想通貨取引所やFX業者への入金が制限されるケースが増えていますが、Wiseデビットカードならこれらの入金にも対応しています。
法人口座(Wise Business)の開設も可能
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Wiseでは、個人口座だけではなく、法人向けのWise Business口座の開設も可能です。
法人アカウントの特徴
- 申請手続きはオンラインで完結し、必要書類をアップロードするだけで開設可能
- チームメンバーを追加し、複数人で口座を管理できる
- 複数のデビットカードを発行可能で、経費管理がしやすい
- 銀行送金よりも早く着金し、手数料も抑えらえる
- 税務処理がスムーズで、国際取引の管理が簡単
日本にいながら海外の銀行口座が開設できる
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Wiseの「マルチカレンシー口座」を利用すれば、日本にいながら21の通貨で現地銀行口座のような情報(IBANや口座番号)を取得可能です。
日本の一般的な銀行のマルチカレンシー口座は、日本円口座とは別に外貨預金口座を持つ形になります。しかし、Wiseでは通貨ごとに異なる国の銀行口座情報を取得できるため、実質的に各国の銀行口座を持つのと同じ感覚で利用できます。
具体的には、英ポンドの口座を開設すればイギリスの銀行口座、米ドルの口座を開設すればアメリカの銀行口座のように扱えます。そのため、日本にいながらにして、アメリカ国内の送金や、ヨーロッパのEU域内決済もスムーズに行うことができます。
支払いリンクを作成できる
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Wiseでは、請求書の代わりに支払いリンクを作成し、相手に送信するだけで送金を受け取ることが可能です。近年、オンライン決済では支払いリンクを利用するケースが増えていますが、Wiseなら簡単に複数の通貨で支払いリンクを作成できます。
また、国際送金では通貨間の両替が必要となることが多いですが、Wiseを利用すると現地の銀行口座を経由するため、中間マージンが発生せず、より良い為替レートで送金できます。そのため、他のサービスと比較しても非常に競争力のある為替レートでの送金が可能です。
さらに、Wiseでは送金手数料が明確に表示されるため、予期しない追加費用が発生することはありません。送金前にすべてのコストを確認できるため、企業間の取引でも安心して利用できます。
海外送金「Wise」の安全性は?
Wiseの安全性は最も気になるポイントでしょう。
筆者はこれまでに、日本国内外の多くの友人や取引先企業にWiseをすすめてきましたが、利用者からは高い評価を得ています。
では、なぜWiseでの取引が安全と言えるのか解説します。
関東財務局に資金移動業者として登録済み
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Wiseは、関東財務局に資金移動業者として正式に登録されており、日本国内での信頼性と合法性が証明されています。この登録により、Wiseは金融庁の監督下に置かれ、厳格な法規制を遵守していることが保証されています。
また、不正行為の防止や透明性の高い取引を提供するための適切な措置を講じていることも示されています。Wiseは、サービスの安全性と品質を維持するために、高い基準を満たし続けています。
複数の国と地域のライセンスを保有
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Wiseは、ロンドン証券取引所に上場しており、上場企業として高い透明性とガバナンスを維持しています。コンプライアンスを重視し、法規制を遵守した運営が行われています。
また、Wiseは世界で65以上の金融ライセンスを取得しており、サービス提供をしている各国の規制に則った運営を行っています。つまり、Wiseは国際的な規制基準を満たし、世界中のユーザーに安全で信頼性の高いサービスを提供している企業です。
詐欺対策チームが常に不審なやり取りを監視
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Wiseには専任の詐欺対策チームが存在し、常に取引の監視し、不審な取引や活動を早期に発見・対応しています。これにより、利用者の資金や個人情報を守る体制が整っています。
また、Wiseは顧客の情報や資金を適切に管理するための高度なシステムを導入しており、安心してサービスを利用できる環境を提供しています。さらに、Wiseは最新の暗号化技術を採用し、ユーザーの個人情報や取引データを保護。ハッキングやデータ漏洩のリスクを最小限に抑えています。
加えて、Wiseは国際標準に準拠したセキュリティ対策を講じており、これによりさらなる安全性が確保されています。
海外送金「Wise」の口コミ・評判は? トラブルはある?
続いて、Wiseの口コミや評判、トラブルの有無について見てみましょう。
海外送金「Wise」の良い評判
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Wiseは世界中の多くの国で高い評価を得ていますが、日本人ユーザーからはどのような評価を得ているのか、ピックアップして紹介します。
海外送金・手数料が安い
今までのクーポンがなくても、それでも銀行での海外送金よりは断然安いので今のところはまだ総合的に見てwiseが良いのではと思ってます。
引用:https://x.com/mio_travel__/status/1888139719483253046
海外送金が当たり前のようにPaypalになってる人、もったいないよ。 さすがにWISEは使いこなそう。
引用:https://x.com/kackyusa/status/1887667593961750604
海外組は、海外送金する機会が多いけど、基本的にはHSBC銀行とWiseを持っていればOK。特にHSBC銀行は、アプリやWebのUIUXが最高に使いやすいし、特にプレミア口座なら、窓口での対応もかなり丁寧で早い。Wiseは、カードが緑色でダサいけど、日本の銀行からのチャージが簡単だし、送金手数料も一番安い。
引用:https://x.com/YUJI_MZTN/status/1673526573494878208
海外送金が早い
Wiseだと秒で海外口座に送金できるのに、日本の銀行経由でやろうとするとめちゃくちゃ手間がかかる。
こりゃ世界で日本は勝ち目ないわ引用:https://x.com/iga_2012/status/1885199914562695577
agodaのキャッシュバック特典を申請したら、数分後には日本の銀行口座(PayPay銀行)に入金。Wiseのシステムを使ってるみたいでかなり早い。
手数料も無料だし、円安なので少しトクした気分。レートもよい。本当はWiseの米国口座で受け取りたかったけど、なぜか米ドルだけ選択不可。引用:https://x.com/tabi_furi/status/1880943982903243201
お仕事で必須の海外送金 着金早いし手数料お手頃だしレート保証もあるからありがたい。
wiseおすすめだよー!引用:https://x.com/Rinsoolove/status/1878966730908934389
Wiseはめちゃくちゃ便利
Wiseめちゃくちゃ便利です。 普通にプリペイドとしても使えるし、何より口座間海外送金が楽です。 JPYもしくはMYRで入金しておいてレートがいい時に他国の通貨に替えておけばその国で買い物する時にいいレートで使えます。 デジタルカードだけでもいいのですが物理カードはある方がより便利です。
引用:https://x.com/masa_20200828/status/1887111600299250075
海外旅行者必見。WISEめっちゃ便利 WISE口座に入金すればデビットカードとして使えるし、そのカードでATMから現地通貨も引き出せる。
日本円で入金しても、支払いは現地通貨に自動で両替して払ってくれる機能、神。 手数料もかなり安い。 *回し者じゃありません引用:https://x.com/Taka_nomado/status/1872548779792146891
◆海外に出る時の最強便利カード 海外で頻繁に起きてるトラブルがこちら
・クレカ使えない
・キャッシングロック未解除
・なぜかクレカ1枚しか持たない
海外キャッシングがいいと多くの人は言うけど、そんな事ない。私はそれよりもwiseのカードをクレカと共に持っているほうが安心安全だと思う。引用:https://x.com/portugaltopics/status/1833997196296884302
海外送金「Wise」の悪い評判

続いて、Wiseに関する悪い評判や、利用時に注意すべき点について、ピックアップして紹介します。
Wiseをかたる詐欺がある
英語のメッセージが読める方か、海外の方と「Wise」という海外送金サービスを使ってやりとりをされた方いらっしゃいませんか… もしいらっしゃいましたら、相談に乗っていただきたく…!
(中略)
ありがとうございます〜〜〜!!自己解決したので大丈夫です!! 依頼内容がどうやら最近流行ってる詐欺だったらしく…引用:https://x.com/nyorai_lotus/status/1885714539536323064
注意喚起
外国人からこういうDM来たらまず警戒してください、その後支払い方法聞かれますがPayPalやWiseなどで支払いたいと言われます.
その後名前とメアド聞かれたら100%詐欺なので即ブロかましてください。 絶対引っかかっちゃダメだよー!!!引用:https://x.com/Ukk2I/status/1883374290613223818
一部の通貨では送金できない
ありがとうございます〜!Wiseは台湾ドルの送金ができないみたいです…やっぱり日本銀行から海外送金が安全で分かりやすいですね!使用銀行で調べてみます!貴重な情報ありがとうございました!
引用:https://x.com/___nwei/status/1882384392724852989
こちらの件、収束したので 中国から日本への送金についての備忘録 ・wise 中国→日本の個人送金できない 中国で働いてる外国人に送るのは可能 (判定基準わからないけど) ・支付宝 跨境汇款は受け取り側も中華圏の実名認証してないと受け取れない 何か他の方法知ってる方いたら教えてください
引用:https://x.com/Boo_TF__/status/1866482701055984099
海外居住者はマイナンバーがないと日本の口座から送金できない
う〜今ってマイナンバーないと日本の口座から海外送金できないのね…親が保管してたうちの子のお祝い金、ようやくポンドに移動させようとしてるんだけどもRevolutでもwiseでもマイナンバー登録が求められて写真下手&アプリだめな両親ではハードル高い…。 ゲンナマで持ってきてM&Sとかで換金かなぁ
引用:https://x.com/Ncave_/status/1875875579205128581
日本にまだ銀行口座が残ってあるんだけど、オンラインバンキングでWiseの口座に送金できないか調べてみたんだけど、マイナンバーがないのでできなかった。 非居住者による送金は、日本に行って海外送金ができる特定の窓口で高い手数料を払わないとできない・・・であってる?
引用:https://x.com/SLwithmonstera/status/1885883769984590204
海外送金「Wise」の評判・まとめ
Wiseの口コミをネットで探したところ、ヘビーユーザーである筆者と同様にWiseを高く評価する意見が多く、良い評判が目立ちました。
また、Wiseの利用による明確なトラブルは見つかりませんでした。ただし、Wiseを装った詐欺に関する注意喚起の投稿が複数確認されています。いずれのケースも見知らぬ外国人や英語のメッセージによるもので、Wise公式のものではありません。
Wiseから日本人ユーザーに送られる連絡は基本的に日本語です。不審な英語のメッセージを受け取った場合は、Wiseの公式サポートに連絡することをおすすめします。
海外送金「Wise」のヘビーユーザーが教える!Wiseおすすめ活用シーン
海外留学や海外法人の立ち上げ・運営、海外仮想通貨取引や証券取引を10年以上経験してきた筆者が、Wiseのおすすめ活用シーンを紹介します。
仮想通貨取引やFX取引
海外仮想取引所の多くは日本円での入出金に対応していません。しかし、Wiseの米ドル口座を利用すれば、日本円からでもアプリ一つで入出金が可能です。
また、USDTなどの日本では売買が難しい通貨を取引する際、個人間のP2P取引(OTC取引)を利用する場合も多いですが、その際もWiseは国際的に標準的な送金手段として利用されています。多くのOTC業者がWiseの口座を利用した取引に対応しているため、利便性が高いのが特徴です。
一方、日本の銀行口座を利用すると、取引自体に問題がなくても、銀行側の不正取引検知システムによって口座が凍結される恐れがあります。
また、XM Tradingなどの一部海外FX業者では、Wiseのデビットカードでの入金は問題ありませんが、銀行振込での入金は業者側の処理の問題で引き当てが複雑になることがあります。Wiseからの銀行振込が可能かどうか、事前にFX業者に確認することをおすすめします。
海外に友人がいる人や、海外との仕事がある人
海外に友人がいる場合や、フリーランスで海外クライアントと取引がある場合にも、Wiseは非常に便利な送金ツールです。
Wiseのマルチカレンシー口座を利用することで、多くの国で国内送金と同じ感覚で振込ができるため、手数料が安く、送金時間も数分程度で済むことがほとんどです。
海外在住者・駐在・留学・ワーホリ
海外留学を考えている学生やその家族にとっても、Wiseは頼もしい存在です。
学費や定期的な生活費の送金など、数百万円単位のまとまった海外送金を銀行よりも低コストで迅速に送金できるため、経済的な負担を軽減できます。また、家族間でWiseの口座を利用すると、国内送金と同じ感覚で安く・早く海外送金ができます。
さらに、Wiseのアプリを使えば低コストで現地通貨に両替できるため、送金したお金を使うタイミングでの為替差損を抑えることも可能です。Wiseのデビットカードがあれば、ATMで現地通貨を引き出すせるため、必要な現金をすぐに用意できます。
海外旅行によく行く人
海外旅行や出張が多い人も、Wiseの恩恵を受けられます。
現地通貨で直接支払いができるWiseカードを使えば、為替手数料を気にせず決済ができます。また、複数の国を訪問する際も、異なる通貨を管理しやすく、両替の手間を省けるのが大きなメリットです。
さらに、異なる通貨で資金を保有しておけるため、よく訪れる国がある場合は、必要になるまでその通貨を保持しておき、無駄な両替手数料を省くことが可能です。
海外から直接輸入することが多い人
eBayや海外ECサイトなどを利用して商品を輸入する際、通常の銀行送金では高額な手数料が発生することが多いですが、Wiseを利用すれば低コストでの送金が可能です。
また、Wiseの為替レートは銀行に比べて有利な場合が多いため、コストパフォーマンスに優れた輸入業務が実現します。
Wiseの口座開設方法|登録手順を解説
Wiseアカウントは、モバイルアプリから無料で簡単に開設できます。
- Wise公式サイトへログインし、「アカウントを開設する」をクリック
- メールアドレスを入力
- 携帯電話番号後を入力し、認証コードを確認
- 本人確認が完了すると送金が可能に
本人確認に必要な書類
Wiseの本人確認手続きは、金融犯罪防止のために重要なプロセスです。本人確認に必要となる書類はケースによって異なりますが、一般的には次のものが利用可能です。
【本人確認に使用できる身分証明書】
- パスポート(顔写真ページのみ)
- 公的な身分証明書
- 顔写真付き運転免許証
【住所確認に使用できる書類】
- 公共料金の領収証:電気、ガス、固定電話(携帯電話の領収証は不可)
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 住民税の納税通知書
- 車両登録証もしくは納税通知書
- 顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
- 金融機関や政府機関発行の書類
いずれの場合も、本人確認手続きはいつでも保存したり、キャンセルしたりすることができるので安心です。
Wiseに関するよくある質問
いいえ、Wiseは銀行ではなく、資金移動業者として登録されているフィンテック企業です。日本の銀行法に基づく銀行ではないため、預金に対する金利はつきませんが、Wiseのマルチカレンシー口座では預金と同じように資金を預けておくこともできます。
また、国際送金、国内振り込み、通貨の両替が、日本の銀行よりも簡単に効率的に行えます。
Wiseのカスタマーサポートは、メールやチャットでの問い合わせに対応しており、24時間365日利用可能です。ユーザーからの問い合わせに迅速に対応するため、14カ国語に対応したスタッフが配置されており、世界中のユーザーがスムーズにサポートを受けられます。
さらに、Wiseの公式サイトやアプリ内のよくある質問(FAQ)セクションが充実しており、シンプルな疑問はすぐに解決できます。より詳細な対応が必要な場合は、専任のカスタマーサポートチームが対応します。
また、Wiseはユーザーのフィードバックを重視し定期的にアンケートを実施するなど、サービス改善にも積極的に取り組んでいます。
Wiseの海外送金は、通常数分から、1〜2営業日以内に完了します。受取人の国や銀行によって異なりますが、主要通貨間の送金や銀行口座を利用した取引では、迅速な処理が期待できます。
ただし、銀行の処理時間や祝日、週末などの影響を受ける可能性があるため、余裕を持ったスケジュールで送金手続きを行うことをお勧めします。
はい、Wiseはモバイルアプリ(iOS・Android)で利用可能です。ユーザーはいつでもどこでも簡単に送金手続きを行え、進捗状況をリアルタイムで確認できます。
アプリのインターフェースは直感的で使いやすく、為替レートの変動を追跡したり、送金履歴を管理したりする機能も備えています。また、プッシュ通知機能により、送金の完了や受け取りの確認を即座に受け取れるため、緊急の海外送金にも迅速に対応できます。
Wiseは現在、50以上の通貨に対応しています。主要な通貨はもちろん、比較的マイナーな通貨にも対応しており、個人の国際送金やビジネス取引でも柔軟に利用できます。
対応通貨の一例:
- 主要通貨: 米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、日本円(JPY)、カナダドル(CAD)、豪ドル(AUD)
- アジア圏:シンガポールドル(SGD)、香港ドル(HKD)、インドルピー(INR)、フィリピンペソ(PHP)
- その他の通貨:ブラジルレアル(BRL)、メキシコペソ(MXN)、南アフリカランド(ZAR) など