StandX、トークン発行せず運営終了へ──DUSDを1回限りエアドロップ

StandX、トークン発行せず運営終了へ──DUSDを1回限りエアドロップ
StandX公式サイトより引用
水澤 誉往
3 Min Read
Highlights
  • 15日、パーペチュアルDEXのStandXが独自トークンを発行せず段階的に運営を終えると発表
  • 残りの収益とチームの追加資金を原資に、DUSDを1回限りエアドロップ、ロックアップなし
  • 20日に決済のみへ移行、2027年1月15日に全ポジション決済、出金は1月31日まで

暗号資産(仮想通貨)のパーペチュアル先物を扱う分散型取引所(DEX)のStandX(スタンドエックス)は15日、独自トークンを発行せず、サービスを段階的に終了すると公式Xで発表した。代わりに、プロジェクトに残る収益のすべてとチームの追加資金を原資に、自前のステーブルコインDUSD(DUSDDUSD)をユーザーへ1回限りでエアドロップする。取引は20日から決済のみとなり、出金とDUSDの償還は2027年1月31日に締め切る。スケジュールの日時はいずれも協定世界時(UTC)。

StandXのDUSDエアドロップ、11月1日から受け取り開始

配分は、プレデポジット、アルファ、メインネットでの取引、マーケットメイク、紹介の実績に基づく。シビル攻撃やウォッシュトレードの審査を通過した分が対象で、StandXは異常なアカウントの配分を調整・無効にできるとしている。

日時(UTC)日本時間内容
10月26日 0時10月26日 9時配分の確認ページを公開
11月1日 0時11月1日 9時受け取り開始
12月31日 8時12月31日 17時受け取り締め切り(未受け取り分は失効)
StandXの10月15日の発表をもとにJinaCoin作成

受け取りには、StandXで使っているBNBチェーンかソラナのアドレスを使う。ロックアップはなく、受け取った直後から送金・売買・償還ができる。

トークンを発行しない判断について、運営チームはコミュニティにとって正しい決定だと考えているとした。一方で、時間と労力を注いだユーザーの一部が失望することは理解しているとも述べた。

StandXの運営終了スケジュール、出金は2027年1月31日まで

StandXによると、2025年11月のメインネット開始以降の利用者は23万7,000人を超え、TVL(預かり資産総額)は最高で2億ドル(約316億円)を上回った。資金のセキュリティ事故は一度もなかったという。事業と市場環境を見直した結果、段階的に運営をやめると説明している。

日付(UTC)内容
10月15日DUSDの利回りや紹介報酬などがすべて終了。ボールトの新設と新規預け入れを停止
10月20日パーペチュアル先物が決済のみ(Reduce-Only)に移行。新規登録とDUSDの新規発行を停止
2027年1月15日残る注文を取り消し、全ポジションをその時点のマーク価格で決済。ボールトも清算し、入金を停止
2027年1月31日出金とDUSD償還申請の最終日。PancakeSwapとRaydiumからDUSDの流動性を引き揚げ
StandXの10月15日の発表をもとにJinaCoin作成

DUSDは全額担保されており、資産は全額引き出せるとしている。

出金はDUSDで受け取る形となる。USDTに換える場合は、1月31日までに償還を申請する必要がある。現行の償還手続きには7日かかり、期限内の申請分は2月7日までに完了する。1月31日を過ぎて残った残高も保有者のものとして扱い、回収にはサポートへの連絡が必要になる。

StandXは、DMで連絡したり、秘密鍵やシードフレーズ、エアドロップのための送金を求めたりすることはないとしている。公式サイト以外の受け取りリンクはすべて詐欺だとして、注意を呼びかけた。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.89円)

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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