事前登録100万人突破の注目タイトル
国内ブロックチェーンゲーム開発会社の「double jump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ、以下DJT)」は25日、事前登録者数が100万人を突破した新作ゲーム『魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-』(以下、『魁 三国志大戦』)のリリース日が、2025年4月30日(水)に決定したと発表した。
本作はiOS、Android、およびPC向けに、日本語、英語、中国語(繁体字)の3言語対応でリリースされる。
『魁 三国志大戦』は、「株式会社セガ」より人気アーケードゲーム『三国志大戦』シリーズのライセンス許諾を受け、DJTが開発する軍勢カードバトルゲームである。アーケード版『三国志大戦』に登場した武将はもちろん、本作のために新たに描き下ろされた武将たちも登場する。
原作の『三国志大戦』は、2005年にアーケードゲームとしてセガが稼働を開始した対戦型のリアルタイムトレーディングカードゲーム。筐体の盤上に武将カードを配置し、実際にカードを動かして部隊を操作するという独特のインターフェースや高い戦略性、オンラインでの全国対戦が人気を博している人気シリーズだ。
本作の開発を手がけるDJTは、2018年4月に設立されたブロックチェーンゲーム開発会社であり、『My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)』や『BRAVE FRONTIER HEROES(ブレイブフロンティアヒーローズ)』などの開発実績を持つ。
『三国志大戦』シリーズの生みの親である西山泰弘氏(現スゴロックス株式会社 代表取締役社長)が、本作のプロデューサーに就任している。西山氏は『三国志大戦』のほか、『チェインクロニクル』や『コード・オブ・ジョーカー』などを手掛けてきたベテランプロデューサーである。
なお、『魁 三国志大戦』では、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」のレイヤー2として構築された「SG Verse」を基盤に採用していることが、2024年9月に発表されている。
さらに2025年2月には、トークン発行・管理支援を行う「BOBG PTE. LTD.(BOBG社)」との協業とあわせて、ゲーム内で使用される独自の暗号資産(仮想通貨)「SG Coin(SGC)」の発行が予定されていることも発表された。
国内ブロックチェーンゲーム会社の先駆け的存在であるDJT社と、20年の歴史を持つ人気IP、そして長年にわたってゲーム業界で活躍してきたプロデューサーと、かつてないほど強力な布陣が揃った本作がどのようなゲーム体験を提供するのか、そのリリースに期待がかかる。
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