メタプラネットに続く国内企業BTC投資、積極的な資産戦略
株式会社リミックスポイント(東証グロース:3825)は11日、EVO FUNDを割当先とする第4回無担保社債で調達した20億円を全額充当し、ビットコイン116.72BTCを平均単価1,713万5,000円で追加取得したことを発表した。
これにより同社のビットコイン総保有量は1,168.28BTCとなり、取得総額は171億2,456万円に拡大。全保有分の平均取得単価は1,465万7,897円となっている。
同社が公表した2025年4月以降の取得推移によると、5月13日時点では648.83BTCの保有だったが、約2ヶ月間で520BTC近くを追加取得する積極的な蓄積戦略を展開している。特に6月以降の取得ペースは加速しており、6月4日から13日にかけて338BTCを取得するなど、短期間での大量購入を実施。今回の追加取得により、さらなる保有量拡大を実現した。
リミックスポイントの積極的なビットコイン投資は、メタプラネットに続く国内上場企業による仮想通貨資産戦略の事例となっている。近年、国内企業のビットコイン投資戦略をリードするメタプラネットに続き、マックハウス、フォーシーズHDなど他の上場企業も相次いでビットコイン投資を発表しており、デジタル資産を活用した財務戦略が新たなトレンドとして定着しつつある。
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