- OKJは大手OK Groupの日本法人が運営する国内仮想通貨取引所で、販売所取引手数料無料・45銘柄取り扱い・100%コールドウォレット管理など充実したサービスを提供している。
- 少額取引対応(BTC最小577円~)、ステーキング機能、直感的なスマホアプリなど初心者から上級者まで使いやすい環境が整備されており、口座開設は最短15分で完了可能。
- グローバル基準の強固なセキュリティ体制と良好な利用者評判により、仮想通貨取引所を持たない人にもおすすめできる取引所として位置づけられている。
OKJ(オーケージェー)とは?基本情報を解説

会社名 | オーケーコイン・ジャパン株式会社 |
---|---|
設立年 | 2017年9月 |
本社所在地 | 日本 |
取扱銘柄数 | 45種類 |
モバイルアプリ | iOS,Android共に対応 |
レバレッジ倍率 | レバレッジ不可 |
入出金手数料 | <入金> 無料 ※振込手数料は利用者負担 <出金> 100万円未満:400円 100万円以上 1,000万円未満:770円 1,000万円以上:1,320円 |
取引手数料 | 無料 ※取引所(現物取引): Maker 0.02%~0.07%(30 億円以上は応相談) Taker 0.06%~0.14%(30 億円以上は応相談) |
登録方法 | 最短15分本人確認 画像アップロード |
追加証拠金(追証) | なし |
ロスカット | なし |
セキュリティ | ・2段階認証などの資産保護 ・100%コールドウォレット管理 ・丁寧かつ迅速なサポート |
OKJ(オーケージェー)は、2017年9月に運営を開始した国内の仮想通貨取引所です。以前はOK Coin Japan(オーケーコインジャパン)という名称でしたが、2024年8月にOKJにサービス名を変更しました。
運営会社は、オーケーコイン・ジャパン株式会社です。グローバルに仮想通貨取引サービスを展開する中国大手OK Groupの日本法人となります。
ここでは以下OKJの概要や取り扱い銘柄、手数料、口コミを見ていきます。
OKJの概要
- 世界有数のOK Groupが運営する日本の取引所
- OKJの取り扱い銘柄と各種手数料の一覧
- 実際の利用者の評判と口コミを紹介
世界有数のOK Groupが運営する日本の取引所
OKJ(オーケージェー)は、前述の通り中国大手OK Groupの日本法人であるオーケーコイン・ジャパン株式会社が運営しています。
OK Groupは、暗号資産取引所を運営している世界有数のグループで2013年に創設されました。ブロックチェーン技術の開発とビジネス化に取り組んでおり、現在では世界10ヵ国以上に拠点を拡大しています。
これだけの大きなグループが運営しているので、規模的には安心できる取引所と言えるでしょう。
OKJの取り扱い銘柄と各種手数料の一覧
OKJの取り扱い銘柄は以下の通りです。
OKJの取り扱い銘柄(2025年7月20日時点)
- BTC (ビットコイン)
- ETH (イーサリアム)
- ADA (エイダ)
- APE (エイプコイン)
- APT (アプトス)
- ARB (アービトラム)
- ASTR (アスター)
- AVAX (アバランチ)
- BAT (ベーシック アテンション トークン)
- BCH (ビットコインキャッシュ)
- BNB (ビルドアンドビルド)
- DAI (ダイ)
- DEP (ディープコイン)
- DOGE (ドージコイン)
- DOT (ポルカドット)
- ENJ (エンジンコイン)
- ETC (イーサリアムクラシック)
- FIL (ファイルコイン)
- FNCT (フィナンシェトークン)
- IOST (アイオーエスティー)
- IOTX (アイオーテックス)
- KAIA (カイア)
- LSK (リスク)
- LTC (ライトコイン)
- MASK (マスクネットワーク)
- MKR (メイカー)
- NEO (ネオ)
- OAS (オアシス)
- OP (オプティミズム)
- OKB (オーケービー)
- PEPE (ぺぺ)
- PLT (パレットトークン)
- POL (ポリゴン/マティック)
- QTUM (クアンタム)
- SAND (ザ・サンドボックス)
- SEI (セイ)
- SHIB (シバイヌ)
- SOL (ソラナ)
- SUI (スイ)
- TON (トンコイン)
- TRX (トロン)
- XLM (ステラルーメン)
- XRP (リップル)
- XTZ (テゾス)
- ZIL (ジリカ)
主要な仮想通貨は抑えているため、日本国内に仮想通貨取引所を持っていない人は開設検討しても良い取引所と言えます。
また、各種手数料は以下の通りです。
手数料の種類 | 詳細 |
---|---|
口座管理手数料 | 無料 |
日本円入出金手数料(銀行振込) | <入金> 無料 ※振込手数料は利用者負担 <出金> 100万円未満:400円 100万円以上 1,000万円未満:770円 1,000万円以上:1,320円 |
暗号資産入出庫手数料 | 無料 |
暗号資産利用者間振込 | 無料 |
暗号資産現物取引手数料(取引所|全取引銘柄共通) | Maker 0.02%~0.07%(30 億円以上は応相談) Taker 0.06%~0.14%(30 億円以上は応相談) |
暗号資産現物取引手数料(販売所|全取引銘柄共通) | 無料 |
日本円の出金と取引所の現物取引しか手数料がかからないのは、嬉しいポイントです。
実際の利用者の評判と口コミを紹介
ここでは、OKJの評判や口コミを見てみましょう。まずは良い評判・口コミです。
使い勝手が良いという口コミがいくつか見られました。仮想通貨取引所の使いやすさは、長く利用するのうえで重要な点です。ここでは紹介していませんが、国内取引所はOKJだけでも良いというの声もあったので、評判は上々と言えます。
反対にOKJの悪い評判・口コミも見てみましょう。
日本の三菱UFJ銀行からの入金停止が不便という声や、他取引所からの送金反映が遅かったという声がありました。大きな不満は数多く見られなかったので、良好な日本国内取引所の一つと言えそうです。
OKJで仮想通貨を始める5つのメリット
販売所の取引手数料が無料
OKJのメリットの一つは、販売所の取引手数料が無料である点です。販売所は初心者でもシンプルな操作で、提示された価格ですぐに仮想通貨を売買できるのが魅力です。
ただし、購入価格と売却価格には「スプレッド」と呼ばれる差額が設定されており、これが実質的な取引コストになります。取引の際は、このスプレッドを含めたトータルコストを確認することが重要です。
OKJのスプレッドは業界最狭水準を言われているので、他の取引所と比べて、取引手数料と共に売買のコストを抑えられるのも魅力と言えるでしょう。
少額からでも仮想通貨の取引が可能
OKJは、少額からでも仮想通貨の取引が可能です。主要な仮想通貨であるBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)は、以下の最小単位で購入できます。
仮想通貨 | 購入注文数量 | 日本円換算金額 |
---|---|---|
BTC(ビットコイン) | 0.00005 | 877円 |
ETH(イーサリアム) | 0.001 | 550円 |
1,000円以上あれば、十分に取引できるようになっています。
ステーキングで資産運用できる
OKJの特徴で見逃せないのは、ステーキングで資産運用が可能な点です。ステーキングは、自身が保有している対象の暗号資産のブロックチェーンネットワークに購入して保持する対価として、報酬である当該暗号資産を収入として得ることを言います。
OKJでは、2025年7月20日時点で以下の仮想通貨のステーキングが可能です。
- IOST(アイオーエスティー)
- TRX(トロン)
- XTZ(テゾス)
- ASTR(アスター)
- SUI(スイ)
- APT(アプトス)
- SOL(ソラナ)
- AVAX(アバランチ)
- ADA(エイダ)
- ETH(イーサリアム)
さらにOKJのみが取り扱う暗号資産(2025年5月時点)は3銘柄ありますし、報酬年率が高水準である点も魅力的と言えます。
使いやすい公式スマホアプリ
公式スマホアプリは、初心者から上級者まで直感的に操作できる使いやすさが魅力です。
直感的に操作しやすい洗練されたデザインで、販売所での簡単な売買はもちろん、多様な注文方法に対応した取引所(板取引)もスムーズに利用できます。チャートで値動きを詳細に分析できるほか、資産状況も一目で把握可能です。
外出先でも快適な取引と資産管理を実現します。
グローバル基準の強固なセキュリティ
OKJのメリットには、グローバル基準の強固なセキュリティがある点も見逃せません。
OKJでは、顧客資産は外部ネットワークから完全に隔離されたコールドウォレットで100%管理。さらに、マルチシグ技術を採用し、不正な送金を防いでいます。
24時間365日のシステム監視と二段階認証の必須化で、資産を厳重に保護しています。これらの点からOJKのセキュリティレベルは高く、安心できる取引できる場所と言えるでしょう。
OKJで実施中のキャンペーン
実施中のキャンペーン(2025年7月20日時点)
OKJでは現時点で以下のキャンペーンを実施しています。
- 【ADA, ARB, AVAX, DOGE, MKR, OP, SOL】取引手数料割引キャンペーン!マイナスメイカー手数料導入!
- 【口座開設・BAT, ENJ, QTUM入庫キャンペーン!】 先着100名様に2,500円相当のBTCをプレゼント
- 【開催中】VIP体験プログラム
- 【OKJ特別企画】暗号資産大学で暗号資産博士になろう!
- 【開催中】お友達紹介プログラム
詳細に関しては、OKJのキャンペーンページより確認してください。
OKJの口座開設手順
STEP1:メールアドレス登録とパスワード設定

AndroidならGooglePlayStore、iOSならAppStoreより、OJKのアプリをダウンロードし、立ち上げましょう。立ち上げたら「新規登録」をタップします。画面が変わったら登録希望するメールアドレスを入力してください。GoogleやAppleのアカウントでも新規作成が可能です。

注意喚起の箇所や重要事項をよく読み、該当箇所にチェックボックスにチェックを入れ、画面を進めていってください。

画面を先に進めると、先に入力したメールアドレス宛に、6桁の認証コードが届きます。確認のうえ、画面に入力しましょう。
万一届いていない場合は、迷惑メールフォルダに入っていないか、アドレスの入力違いが無いか確認してください。

6桁の認証コードを正しく入力できるとパスワード設定の画面に移ります。今後利用するパスワードを設定しましょう。パスワードは、小文字・数字・大文字・記号を1文字ずつ入れる必要があるので注意が必要です。
パスワード設定後は、「基本情報を入力する」をタップして先に進めてください。

「電話番号認証」をタップし、携帯電話番号の連携を行います。国名と携帯電話番号を入力してください。
その後、入力した携帯電話に認証コードを送り、届いたら「SMS認証コード」の欄に入力しましょう。終了したら同じ手順で登録のメールアドレス宛に認証コードを送り、届いたら「メール認証コード」の欄に入力してください。
全て入力できたら「確認」をタップしましょう。問題なければ画面が先に進むので「本人確認」をタップし先に進めてください。
STEP2:スマホで完結する本人確認(eKYC)の手順

「本人情報」「居住地・住所」「ご職業・金融資産」など必要情報を入力し、「情報取得者に該当しますか。」の項目のラジオボタンを選択しましょう。
宣誓事項を確認し、チェックボックスにチェックを入れ、「保存」をタップすると、入力項目の確認事項になるので、問題なければ「次へ」をタップしてください。

取引目的や金融商品取引の経験を選択し、「保存」をタップ後、入力内容を確認し、「次へ」をタップしてください。

「eKYCへ」をタップし、「登録をはじめる」をタップしましょう。

「次へ進む」をタップし、本人確認に利用する書類を1点選んでください。

選択後、画面の指示に従って、書類や自身の顔を撮影していきましょう。

撮影が終わったら「申し込み」をタップし手続き完了です。
手続きが完了すると登録したメールアドレスに「口座開設に伴う審査受付のお知らせ」という件名のメールが届いているか確認しておきましょう。届いていたら、あとは口座開設の審査結果を待つことになります。
STEP3:二段階認証の設定でセキュリティ強化
セキュリティ強化のために、二段階認証の設定を行っておきましょう。
OKJでは、Google認証による二段階認証の設定を強く推奨しているため、ここではGoogle認証による二段階認証の手順を説明します。

アプリのトップ画面で、左上のアイコンをタップした後、「セキュリティ設定」をタップしましょう。

Google認証の「未設定」をタップし、「今すぐ有効化する」をタップしてください。「ダウンロード」をタップし、アプリストアで「Google Authenticator」をダウンロードしましょう。

インストールした「Google Authenticator」を開き、右下の「+」をタップ後、セットアップ キーを入力のキーボードアイコンをタップしてください。

アカウント欄に「OKJ」、鍵の欄に、Google認証の有効化した後の画面に記載されている「シークレットキー」(赤枠)を入力し、「追加」をタップします。

Google認証コードが生成されるの(左画像赤枠)で表示されている6桁の数字を、OKJアプリのGoogle認証コードの欄(右画像赤枠)に入力しましょう。SMSの認証コードも併せて入力し、「確認」をタップすれば設定完了です。
STEP4:口座開設の審査時間と落ちるケース
アプリ上でeKYCで本人確認を行った場合、審査申請後、2営業日程度で結果が分かることが多いです。申請が込み合っているとさらにお日にちがかかる可能性があるので注意しましょう。
万一1週間程度経過しても審査結果のお知らせが無い場合は、「口座開設に伴う審査受付のお知らせ」という件名のメールが届いているか確認のうえ、サポートに問い合わせしましょう。
また、審査に落ちるケースは、公開されていませんが、以下のことが考えられます。
- 年収・資産の一定基準を満たしていない
- 提出書類の不備や虚偽の申告
- 口座開設の目的が不明瞭・不自然
- 短期間での口座開設・解約の繰り返し など
審査に通らなかった場合は、審査結果のメールをよく読み、何か審査に落ちた点に心当たりがないか確認しましょう。
STEP5:審査完了後はハガキ不要ですぐ取引可能
審査完了後、「取引パスワード」の設定を行うと、口座開設のためのハガキなど必要なく、取引開始できます。
仮想通貨を購入するための資金を入金し、売買を行ってみると良いでしょう。
なお、どうしてもスマホの操作が難しく、eKYCでの本人確認が難しい場合は、アカウント作成方法(個人・ハガキ受け取り)を参照してみてください。
OKJの入金方法
入金方法

口座情報を確認するために、操作を行っていきます。トップページの「入金」をタップ後、ポップアップの「日本円入金」をタップすると入金先の口座が確認可能です。

銀行口座の登録がない場合は登録しましょう。その後、入金先の口座を確認したら、指定口座に必ず本人名義の銀行口座から振り込んでください。振込手数料はお客様負担である点には注意が必要です。
OKJでの仮想通貨の売買方法
販売所での売買方法

トップページの「販売所」(左画像赤枠)をタップ後、暗号資産の銘柄をタップ(中央画像赤枠)し、売買したい暗号資産を選択します。

売買どちらか選択後、購入・売却したい額(数量)を入力し、確定すれば完了です。
取引所での売買方法

トップページの「取引所」(左画像赤枠)をタップ後、左上の暗号資産の銘柄をタップ(中央画像赤枠)し、売買したい暗号資産を選択(右画像赤枠)します。

指値・成行などの注文タイプ(左画像赤枠)と売買どちらを行うか(左画像青枠)を選択してください。その後売買額または売買数量を入力(右画像赤枠)とし、「(銘柄名)を購入」をタップ(右画像青枠)します。

取引パスワードを入力し、注文を確定させましょう。
OKJでの仮想通貨の送金方法
送金方法

トップページの「資産」をタップ(左画像赤枠)後、資産管理画面の「暗号資産出庫」をタップ(中央画像赤枠)しましょう。画面が変わったら、出庫したい暗号資産の種類を選択してください。

ネットワークや出庫先アドレス、送金金額など必要情報を入力し、全て入力したら「実行」をタップ(右画像赤枠)します。なお、送金するアドレスと必ず同じネットワークを指定してください。
異なるネットワークを指定した場合、そのまま紛失してしまう可能性が非常に高いです。
取引パスワードを入力し、メール認証コード・SMS認証コードを取得のうえ入力してください。最後に入力内容に誤りがないか確認し、「確認」ボタンをタップすれば完了です。
なお、送金アドレス(出庫先アドレス)を、「信頼できるアドレス」として登録したい場合は、チェックを入れておきましょう。後の送金に必要な認証の省略が可能となります。
OKJからの出金方法
出金方法

トップページの「資産」をタップ(左画像赤枠)後、トップページの「日本円出金」をタップ(右画像赤枠)しましょう。

出金先の銀行口座を選択したうえで、出金額を入力してください。もし表示されている銀行口座以外に出金したい場合は、「∨」(赤枠)をタップし銀行口座情報画面から出勤したい口座に変更しましょう。
よくある質問
OKJでの口座開設は土日などの曜日関係なく手続きが可能です。審査による口座開設完了までの時間は前後するかもしれませんが、手続き自体は問題なくできます。
基本情報の提出が完了すると、登録したメールアドレスに「口座開設に伴う審査受付のお知らせ」という件名のメールが届きます。届いているか確認しましょう。
届いている場合は審査中なので、審査結果を待ちましょう。通常2営業日以内には結果が届きますが、1週間経過も結果が届かない場合は、一度サポートへの問い合わせを検討しても良いでしょう。
仮想通貨取引所で出金や送金ができない場合、以下の原因が考えられます。
- 送金先アドレスの入力間違い
- 取引所側のシステムメンテナンス
- 利用している仮想通貨のブロックチェーンネットワークの混雑
- 不正利用防止のためのセキュリティロック
- コンビニ入金後のような一時的な出金制限 など
まずは自身の状況と取引所からの通知を確認し、それでも不明な場合はサポートへの問い合わせを検討しましょう。
取引で利益が出た場合、原則確定申告が必要です。条件によっては確定申告が不要なケースはありますが、詳細に関してはお近くの税務署、もしくは税理士に確認するようにしてください。
グローバル規模のOKグループの日本法人が運営する会社であり、口コミや評判も上々なため、現時点では将来的に問題になる可能性は低いと言えます。
このことから、国内取引所の口座を持ってない人にもおすすめできる仮想通貨取引所の一つです。しかしながら、経営状況などは常に変動するため、会社の状況は留意しておくと良いでしょう。