メタプラネット、775BTCを約137億円で追加購入──総保有量18,888BTCに

ヤマダケイスケ
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メタプラネット、ホームページより引用

国内上場企業である「株式会社メタプラネット(東証スタンダード:3350)」は18日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、新たに775 BTCを総額137億3,300万円で追加購入したと発表した。これにより、同社のビットコイン総保有量は18,888BTCとなり、累計購入総額は2,840億9,700万円に達した。

8月で3度目の追加購入、企業成長にも貢献

同社が株主価値向上の指標として採用する「BTCイールド」は、2025年7月1日から8月18日までの期間で29.3%を記録。また、BTCゲインは3,909 BTC、円換算のBTC円ゲインは681億7,200万円に達している。今後は、第1四半期で記録した好調なパフォーマンスを上回れるかどうかに市場の注目が集まりそうだ。

メタプラネットは8月に入ってからも積極的なビットコインの買い増しを続けている。4日には79億9,500万円で463 BTC、12日には90億8,600万円で518 BTCを追加購入した。ビットコインの短期的な価格変動に左右されない購入姿勢により、同社は暗号資産(仮想通貨)財務戦略に取り組む国内外の企業をリードする存在になりつつある。

同社は今年6月に「555ミリオン計画」を発表し、2027年末までに累計210,000 BTCの保有を目指すとしている。こうした積極的な戦略からも、同社によるビットコイン購入は今後さらに加速していくと見込まれている。

なお、メタプラネットは13日、2025年の第2四半期決算を発表した。同社の売上高は12億3,900万円と前年同期比41%増、営業利益は8億1,600万円と前年同期比38%増を記録し、総資産は2,382億1,400万円に到達したことが明らかになった。この同社の急成長にビットコイントレジャリー事業が大きく影響したことは明白だろう。

日本発のビットコイントレジャリー企業として同社が存在感を一層強めていることは疑いようがないが、同社の掲げる壮大な目標の実現は市場環境や価格動向にも大きく左右される。ビットコイン市場を語るうえで無視できない存在となった同社が今後どのような成長を遂げていくか、その行方に注目していきたい。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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