2024年7月22日より日本居住者向けサービス提供を終了
Gate.ioは全ての地域における金融規制を遵守するというコミットメントに基づき、日本居住者向けサービス提供を終了すると発表しました。
「Gate.io日本国内向けサービス提供終了のお知らせ」より抜粋
これに伴い7月22日より日本居住者の口座開設ができなくなりました。今後、日本語表記の削除・各商品の提供を逐次終了していくとのことなので、完全にアクセスできなくなる前にGate.ioに資産のある日本在住ユーザーは早めに出金等の手続きを済ましてしまうことをおすすめします。
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目次
仮想通貨取引所Gate.io(ゲート)の出金に関する基本事項
会社名 | Gate Technology.inc |
設立年 | 2013年 |
本社所在地 | ケイマン諸島(中国系) |
取扱銘柄数 | 現物:約2,000種類 先物:約380種類 |
入出金手数料 | ・入金手数料 無料 ・出金手数料 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
取引手数料 | 通貨ペアによって異なる |
日本語対応 | 翻訳機能による日本語対応はあるが、一部のサービスは日本語非対応 |
セキュリティ | ・2段階認証 ・仮想通貨はコールドウォレットで管理 ・マルチシグナルを採用 |
Gate.io(ゲート)は、2013年設立のケイマン諸島に本社を置く海外の仮想通貨取引所です。
取り扱い銘柄は2,000種類以上、累計利用者数1,000万人以上、高いセキュリティレベルを誇り信頼と実績のある取引所です。
他の取引所に上場していない取り扱い銘柄も多く、まだ注目されていないアルトコインに投資したい人には最適な取引所となっています。
Gate.ioについてさらに詳しく知りたい方は「取引所Gate.ioの評判と安全性は?」の記事を併せて読んでみてください。
また、海外の仮想通貨取引所の安全性が気になる方もいると思います。そういった人は、「Gate.ioの日本人利用は禁止?」も合わせて読んでみてください。
Gate .ioは海外の仮想通貨取引所であるため、出金を行う場合には国内の仮想通貨取引所を経由する必要があるなど国内取引所とは少し手順や方法が異なります。
具体的には以下の5つの違いがあります。
まず最初にGate.ioからの出金の基本事項として上記を一つずつ詳しく解説していきます。
日本円では出金できない
Gate.ioは、日本円での出金が行えません。そのため、国内取引所を経由した出金が必要となります。
経由する国内取引所は以下の業者がおすすめです。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは手数料の安さ、取扱銘柄の多さなどで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料のため、海外仮想通貨取引所やメタマスクなどへの送金におすすめです。
- コインチェック
コインチェックは国内最大手の仮想通貨取引所です。手数料無料で仮想通貨売買ができ、仮想通貨の積み立てやレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特に扱いやすいスマホアプリの評価が高く、仮想通貨初心者におすすめの国内取引所です。
- SBI VCトレード
SBI VCトレードはネット証券大手のSBIグループが運営する国内取引所のため信頼性の高い国内取引所です。入出金、送金手数料などが無料なので海外取引所への送金にもおすすめ。手軽にレンディングなどの投資サービスを利用できるので、預けたまま資産運用も可能です。
- DMM Bitcoin
DMM BitcoinはDMMグループが運営する国内取引所。レバレッジ取引に対応する通貨数が豊富な点が特徴です。送金に利用できる通貨数は少ないのですが、送金手数料が無料なので海外取引所への送金でも利用できます。
- bitFlyer
bitFlyerは国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。買い物でビットコインが貯まるクレジットカードや、Tポイントをビットコインに交換できるサービスが豊富な点が特徴です。また、小額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所はトラベルルールにより海外業者との送金やり取りができない場合があります。
その場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由して送金すれば問題ないので、焦らず対応してみてください。
まだ、国内取引所の口座開設が済んでいないのでしたら上記の各記事を読んで検討してみてください。
出金手数料を他社と比較
Gate.ioは出金手数料は無料ですが、出金時ネットワーク手数料が必要となります。
ネットワーク手数料は仮想通貨ごとに設定されています。
以下で主要な海外取引所別に主要銘柄の出金手数料を比較してみます。
| BTC(ビットコイン) | ETH(イーサリアム) | XRP(リップル) | USDT(テザー) |
---|
Gate.io | 0.001BTC | 0.013ETH | 1.8XRP | 40USDT |
Binance | 0.0005BTC | 0.00096ETH | 0.2XRP | 0.8USDT |
MEXC | 0.0003BTC | 0.002ETH | 0.25XRP | 20USDT |
Kucoin | 0.0005BTC | 0.01ETH | 0.5XRP | 3.3USDT |
Bybit | 0.0005BTC | 0.005ETH | 0.25XRP | 10USDT |
Gate.ioの出金時ネットワーク手数料は他の海外取引所と比較すると、やや割高に設定にされています。
ただし、Gate.ioでは独自通貨のGT保有量や月次の取引高に応じて手数料割引を設定しているため、頻繁に取引を行う人はそこまで気にしなくて大丈夫です。
取引を頻繁に行わない方は、出金する時はまとめて行う、手数料の安いXRP(リップル)を使用するなどの工夫が必要となります。
出金パスワードが必要
出金時には口座開設時に設定した出金パスワードが必要になります。
出金パスワードは初回設定時にしか表示されないため、必ず忘れないようにメモに残しておくようにしましょう。
出金パスワードの設定方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
本人確認の有無による出金限度額の違い
本人確認の有無によって出金限度額の違いがあります。
未確認だとBTCなら1日あたり約2BTC、本人確認をすれば100BTCまで出金可能となります。
未承認でもある程度の出金が可能なのですが、セキュリティ面などを考慮すると本人確認(KYC)をしておいた方が無難です。
「仮想通貨取引所Gate.io(ゲート)の登録方法」の記事でKYC方法などを解説しているので口座開設と同時に本人確認やセキュリティ設定までしてしまっておくことをおすすめします。
出金にかかる時間(着金時間)
出金にかかる時間は仮想通貨の特性や、使用するチェーン・時間帯・利用混雑状況によって変わるため明確には分かりません。
しかし、処理するトランザクションが多すぎると、トラフィック(各トランザクションが完了するまでの待機時間)が長くなる傾向になり、結果、出金に時間がかかることになります。
そのため基本的には送金用の通貨にスワップし、送金したほうが良い場合が多いです。
送金におすすめの仮想通貨はBTC(ビットコイン)とXRP(リップル)です。
BTCは、流通量が圧倒的に多く取引が成立しやすいのと、他のアルトコインに交換する際にUSDTなどのコインを間に挟まなくても、そのまま取引が成立しやすいため手間がかからずおすすめです。
XPR(リップル)は、送金用に開発されたコインのため送金時間が早く手数料が割安です。手数料を抑え、出金をスピーディーに行いたい方は検討してみてください。
Gate.io(ゲート)の出金方法
Gate.ioからの出金の大まかな流れは次のようになります。
一つずつ具体的に解説していきます。
Gate.ioで出金申請を行う
まずは、Gate.ioで出金申請を行います。
トップ画面にログイン後、右上の「Wallet」をクリックします。
次にリストから「Withdraw」をクリック。
この画面になったら出金先の国内仮想通貨取引所から情報を入手します。
国内仮想通貨取引所でアドレスとタグを確認
国内取引所でアドレスとタグを確認します。
アドレスとタグを確認の例として、「コインチェック」と「GMOコイン」を紹介します。
Coincheck(コインチェック)
ホーム画面より「暗号資産の受取」をクリックし、受け取る仮想通貨を選択します。上記画像のようにそれぞれの仮想通貨に対応したアドレスとタグ、QRコードが表示されます。コピーし完了です。
Coincheck(コインチェック)について詳しく知りたい方は「コインチェックの始め方総まとめ」を参考にしてください。
GMOコイン
ホーム画面より「入出金」「暗号資産」「預入」をクリックし受け取る仮想通貨を選択します。上記画像のようにそれぞれの仮想通貨に対応したアドレス・宛先タグ、QRコードが表示されますのでコピーして完了です。
GMOコインについてもっと詳しく知りたい方は「GMOコインを徹底解説!」を参考にしてください。
Gate.ioで出金情報入力
国内取引所で出金先情報を確認したら、再びGate.ioの出金申請に戻り出金情報を入力していきます。
①:出金したい仮想通貨名とチェーン名を選択する
②:出金先アドレスを入力する
③:必要ならタグを入力する
④:ファンドパスワード(資金パスワード)を入力する
以上の流れで出金申請は完了です。後は先ほど情報を確認した国内取引所への入金を待つ形となります。
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出金できない・反映されない原因と対処法
説明通りに出金申請したのに、出金できない・反映されない時は以下の原因が考えられます。
この原因と対策について以下で詳しく解説していきます。
ネットワークの原因
ネットワークの原因で出金できない理由として以下の2点が挙げられます。
それぞれの対策を解説します。
トランザクションが混んでいる
トランザクションが混む理由としては、仮想通貨の特性や、使用するチェーン・時間帯・利用混雑状況など、色々と挙げられます。
処理するトランザクションが多すぎると、トラフィック(各トランザクションが完了するまでの待機時間)が長くなる傾向(混んでいる)になり、結果的に出金に時間がかかることになります。
出金した通貨のトランザクションの状態はTXIDを使用することで確認できます。
②「Withdraw」をクリックします。
③「Recent Withdrawals」をクリックします。
④確認したい期間の範囲を選び、「Filter」をクリックします。
⑤取引履歴一覧でTXIDとステータスがわかります。ステータスが「Done」は処理完了、Doneにならなければ保留という意味です。
保留の場合は、出金した仮想通貨のブロックチェーンのマイニングを待っている状態なのでしばらく様子を見ます。
トランザクションが検証されたのに、資金が到着していない場合の対処方法
カスタマーサポートに「gateio ID」「トランザクションのTXID」「送信者プラットドームのトランザクションのスクリーンショット」を送付し、確認してもらうのが確実な方法です。
出金時ネットワーク手数料の不足
Gate.ioの出金手数料は無料ですが、出金時ネットワーク手数料が必要となります。
ネットワーク手数料は仮想通貨ごとに設定されており、主な仮想通貨の手数料は以下のようになります。
ビットコイン(BTC) | 0.001BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.013ETH |
リップル(XRP) | 1.8XRP |
テザー(USDT) | 40USDT |
ゲートトークン(GT) | 0.25GT |
ネットワーク手数料は上記画像のように出金申請画面にて表示されます。確認した上でネットワーク手数料を考慮した出金額の申請を行いましょう。
手数料について更に詳しく知りたい方はの「Gate.io(ゲート)の手数料ガイド」の記事を参照してください。
アカウントの原因
出金できない原因としてアカウントが原因の場合があります。
アカウントの原因として以下の3つが挙げられます。
一つずつ詳しく解説していきます。
本人確認(KYC認証)が未確認
先述したように、本人確認(KYC認証)が未確認の場合だと出金限度額があります。
未確認でBTCなら1日あたり約2BTC、本人確認をすれば100BTCまで出金可能となります。
KYC認証は簡単に行えるため今後の取引のためにも済ませておくべきです。
KYC認証の詳しいやり方については「仮想通貨取引所Gate.io(ゲート)の登録方法」の記事を参照してください。
アカウントセキュリティの設定変更をした
出金申請をしたときに「アカウントのセキュリティ設定変更が検出されました。お客様の資金を保護するため、24時間出金機能が停止されます。」といったメッセージが届く場合があります。
これはセキュリティの設定変更・リセットをしたため一時的に出金が停止されている状態です。
セキュリティの設定変更・リセットをした時点から24時間は顧客のアカウントを保護する措置の一つとして出金停止は解除できず、待つしか方法はありません。
こうならないためにも、出金申請をしたらアカウントの設定は変更しないようにしましょう。
仮想通貨の最低出金限度額以下・出金限度額以上の申請
仮想通貨ごとに出金限度額に、最低額・最高額が設定されています。
そのため、出金限度額以上・以下の申請をした場合は出金できません。
上記画像のように、出金申請ページで必要な最低・最高出金限度額が表示されるため、それらを確認した上で出金額を記入するようにしてください。
出金申請の入力ミス
出金申請ページでの入力ミスも出金できない原因となります。
以下の4箇所が入力ミスをしやすい場所です。
それぞれ一つずつ解説していきます。
チェーン名の選択ミス
チェーン名は、仮想通貨ごとに使用できるものが決まっています。
チェーン名を間違えると正しい出金が行われず、最悪データが消えてしまう可能性があります。
仮想通貨によっては、複数のチェーンを選択できる場合があるため、選択するチェーンが出金先でも対応しているのかをチェックする必要があります。
基本的には出金先とGate.ioの出金画面を並べて確認することである程度防げる部分です。
出金先アドレスの誤入力
出金先アドレスの誤入力があると正しく出金されません。最悪、仮想通貨を失ってしまう可能性があります。
出金先アドレスの入力は、手入力は避け必ずコピー&ペーストかQRコードを読み取って行いましょう。
また、初めて出金する場合は少額でのテスト送金を推奨します。テスト送金をすることで資金を失うリスクを最小限にすることができます。
宛先タグか取引メモの誤入力・入力忘れ
「宛先タグ」や「取引メモ」の誤入力・入力忘れも仮想通貨を失ってしまうことに繋がるので注意です。
入出金に利用する通貨を限定する事で、間違いを最小限にすることができます。一回ごとの入力も少なくなり誤入力の可能性が低くなります。
付加情報の入力が必要だったのに空白のまま取引をしてしまった場合等、出金できない時の詳細な対処法については「Gate. io(ゲート)で出金できない!原因と対処方法を解説!」の記事を参照してください。
ファンドパスワード(出金パスワード)の誤入力
Gate.ioアカウント開設時にログインパスワードと出金パスワードを登録します。この出金パスワードを忘れてしまうと「出金できない」状態になってしまいます。
ファンドパスワード(出金パスワード)は登録後、どこにも表示されないので忘れてしまうとリセットして再び設定し直す必要があります。
そのため口座開設時に必ずメモ帳などに保管するようにしてください。
解決しなければカスタマーサポートへ
原因がわかり対処法を試しても解決しない場合や、よく分からないという時はカスタマーサポートへ相談しましょう。
カスタマーサポートへの連絡方法は以下の手順です。
トップ画面右下のアイコンをクリック
該当する質問項目を選ぶ
下の質問「Please enter your question」内に質問内容を記入し「Send」をクリック
上記で解決しなければ、チケットを送信すれば解決する可能性があります。
チケットの送信方法はトップ画面右下のアイコンにカーソルを合わせ、「Feed back」をクリックします。
画面が切り替わったら「Submit a Ticket」をクリック 。
必要事項を記入の上、「Submit」をクリックします。
カスタマーサポートは、日本語に対応していない部分もあるためGoogle翻訳などを利用して使ってみてください。
カスタマーサポートであれば基本即時に、チケット送信であれば即時〜おおよそ半日程度で返答がもらえます。
Gate.ioの出金に関するよくある質問(Q&A)
出金履歴の確認方法はありますか?
トランザクション確認方法と流れは同じです。
ホーム画面より「ウォレット」タブの「クラシック口座」から「現物口座」をクリックします。
「出金」をクリックすると上記画面となるため確認したい通貨と期間を選択し、「フィルター」をクリック
出金履歴が表示されるため右上のダウンロードをクリックすることで履歴ファイルを取得することができます。
出金申請の試行回数上限を超えてしまった場合、解除方法はありますか?
アカウント保護のため出金が制限されています。
カスタマーサポートに連絡して保護を解除する必要があります。それでも解除できない場合は、チケットを送信するか、support@mail.gate.ioに電子メールを送信し指示を仰いでください。
ファンドパスワード(出金パスワード)を忘れてしまった場合、どうすればいいですか?
まとめ
Gate.ioからの出金は、日本円ではできないため国内取引所を経由する必要があります。
正確にはレジェンドトレーディング取引口座を開設し使用することで日本円での出金は可能ですが、手数料がかかる、資金の引き出しに時間がかかる等のデメリットがあるため「Gate.io→国内仮想通貨取引所→銀行」の流れの方がスピードも手数料も安くつきます。
Gate.ioは他の取引所へ未上場のアルトコインを数多く扱っているため、将来性のある仮想通貨を探している方にはおすすめの1社です。
ぜひ、Gate.ioで利益を上げていただき、この記事を参考にスムーズに出金してください。
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公式サイト:https://www.gate.io
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