【デリバティブDEX】Flash Tradeとは？特徴や使い方を解説

Flash Tradeは独自のNFTコレクション「Flash Beasts」を展開しているのが特徴。ホルダーはNFTの保有により、以下の特典を受けられます。

またFlash Beastsは取引口座としても機能しており、取引記録・統計情報などがNFTに記録されていきます。

Flash BeastsはSolanaチェーン最大級のマーケットプレイス「Tensor」で購入できますよ！

Flash Tradeは流動性を提供してもらう仕組みとして、独自の「Pool to Pear」を実装しています。

従来のDEX・CEXの場合、他のユーザーと取引がマッチングする「Pear to Pear」が一般的です。しかし取引相手がいない場合、取引が成立しなかったり希望通りの価格で注文が通らないことも…。

その点Flash Tradeでは、取引注文を直接流動性プールに対して提出。流動性プールが注文内容を把握・実行することで、スムーズな取引を可能にしています。

Flash Tradeでは「Pyth」というサービスを活用して、各資産の価格情報を取得しています。ですが市場が急変動するタイミングでは、価格情報の更新が遅延してしまうケースも…。

万が一Pythがうまく動作しなかった場合でも大丈夫なように、Flash Tradeは「価格更新の遅延でユーザーが損しないための仕組み」を実装しています。

市場が荒れている時でも、上記の仕組みによって安心して取引を進められます。

Flash Tradeでは、以下の3種類の手数料が用意されています。

上記の中で取引に必要になってくるのが、取引手数料とマージン手数料。取引手数料はNFTの保有や紹介リンク経由での登録により、割引を受けることが可能です。

Flash Tradeはユーザーによって提供された流動性プールが用意されており、資金を借りて取引を進められる点がメリットです。

従来のDEXのように、ウォレットから資金を入金する手間・管理の必要性がないのがポイント。そのため、万が一Flash Tradeがハッキングにあったとしても資産への被害を心配がありません。

資金を流動性プールから借りるためには、担保となる仮想通貨の準備が必要です。

Flash Beastsは取引などを通じてレベルアップでき、ユーザー特典が豪華になっていく点もメリットです。

Flash Beastsはレベルがアップするたびに、取引手数料の割引や紹介報酬割合が上昇するのがポイント。取引手数料は最大35％OFF、紹介報酬は最大17.5％まで優遇されます。

レベルと報酬内容

Flash Tradeは最大100倍の高レバレッジ取引に対応している点もメリット。通貨ごとに個別のレバレッジが設定されているわけはないため、すべての通貨ペアで100倍のレバレッジを適用できます。

SolanaベースのDEXとレバレッジ倍率を比較すると、以下のとおりです。

他DEXとのレバレッジ比較

Solanaチェーン最大手の「Jupiter」と同等のレバレッジで取引が可能。少額からの取引はもちろん、大きな取引で効率よく利益を求められます。

Flash Tradeはスプレッドの負担を最小限に抑えた取引を可能にしている点もメリットです。

通常、市場の流動性が低くなるとスプレッド幅は広がってしまい、取引コストの負担は重くなります。しかしFlash Tradeでは、ユーザーが快適に取引できるよう、市場に合わせてスプレッド幅が調整されるのがポイントです。

不利な価格での注文約定が減り、より有利な価格で取引を進められます。

Flash Tradeでは仮想通貨銘柄だけでなく、ゴールドやFX銘柄も取引できる点もメリットです。

対応銘柄は以下のとおり！USDCを使って取引を進められます。

それぞれの銘柄は仮想通貨と異なり、最大200倍のレバレッジをかけた取引に対応。Flash Tradeひとつで複数資産の取引が完結するため、他の取引所を利用する手間やコストを抑えられます。

今後のFlash Tradeの人気やアップデート次第では、対応銘柄がさらに増えるかもしれません！

Flash Tradeに流動性を提供することで、手軽に利回り報酬を受け取れる点もメリットです。

ユーザーはFlash Tradeに資産を預けることで、FLPトークンのミントが可能。流動性プールで発生した手数料のうち一定割合が毎日ユーザーに配布されます。FLPトークンの価値がどんどん高まっていくイメージですね。

また流動性の提供によって、BTCやETHなどの4種類の仮想通貨に分散投資できるのがポイント。各トークンには預け入れの目標比率が設定されており、比率が高まるほど利回り報酬が増加します。

Flash Tradeはデフォルトで英語表記になっており、日本語に未対応です。

現状、設定画面には言語設定項目が追加されていません。仮に英語表記に慣れていない方は、ブラウザの翻訳機能を利用しながら取引を進める必要があります。

とはいえ簡単な英語ばかりなので、取引自体はスムーズに進められるはずです！

Flash Tradeはその他のDEXと比較しても、取扱銘柄数が少ない点もデメリット。現状取扱いのある銘柄はトータルでも9種類のみです。

Solanaチェーン最大級のDEX「Jupiter」であれば、500を超える通貨ペアの取引を進められます。

取り扱われている仮想通貨はメジャー通貨のみのため、マイナー通貨に投資したい場合は他のDEXの利用を検討する必要があります。

Flash TradeはCEXとは異なり、クロスマージンに対応していない点もデメリットです。

Flash Tradeは口座資産とポジションを別管理する、「分離マージン」のみの対応。資金効率の良さ・柔軟な取引戦略が魅力ですが、クロスマージンと比べてもロスカットリスクが高い点がネックです。

また分離マージンでは、複数のポジションを持つことで証拠金管理が複雑になるデメリットもあります。

とはいえ、どちらのマージンがベストかはユーザー次第です。リスクを抑えて取引したい方にとっては、大きなデメリットになることはないでしょう。

Flash Tradeでは現在のところ、独自トークンはローンチされていません。

しかしFlash Tradeの公式ドキュメントによれば、将来的に独自トークンのローンチ計画があるとのこと。トークンに関する詳しい情報は、ローンチ前にユーザーへ共有されます。

今後Flash Tradeで大規模なエアドロップ開催に期待ができそうですね！

Flash Trade公式ドキュメントでは、エアドロップを示唆するような文言を確認できます。

The Flash Beasts will receive a token allocation when a Flash token is released.
PS: level of your beast matters

引用：Flash Trade公式ドキュメント

翻訳すると、「トークンが発行された際は、Flash Beastsのホルダーにトークンが配分される」とのこと。さらに注意書きには、「Flash Beastsのレベルが重要になる」という記載も。

今のうちにFlash Beastsを購入しておき、取引等からレベルアップを進めておけば、今後のトークン受け取り量を増やせる可能性があります。

最新情報については、Flash Trade公式Xをチェックしておきましょう！