イオレ、約1.7億円相当のビットコイン追加購入──累計保有量113BTC

JinaCoin編集部
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Highlights
  • イオレは12月19日から26日の間に約1億6,636万円分のビットコインを追加取得し、累計保有量は約113.64BTCに到達
  • 第14回新株予約権の行使による資金調達を背景に、平均購入単価約1,378万円で約12.07BTCを取得し保有量を積み増し
  • 2026年3月期に120〜160億円規模のBTC取得を目指し、レンディングを中心とした運用で事業成果の開示を第3四半期中に予定

東証グロース上場の株式会社イオレ(2334)は26日、12月19日から26日の間に約1億6,636万円分のBTCBTCを追加取得したと発表した。購入枚数は約12.07BTCで、累計保有量は約113.64BTCとなる。

同社は19日に累計保有量が100BTCを突破したと公表したばかりだったが、わずか1週間で保有量をさらに積み増した。今回の平均購入単価は約1,378万円で、累計平均購入単価は約1,522万円となった。

新株予約権の行使受けBTC保有量を積み増し、2026年3月期に最大160億円規模目指す

今回の買付は、第14回新株予約権の行使が進捗したことを受けて実施された。新株予約権は行使することにより資金調達が進む一方、株式数の増加を通じて希薄化要因にもなり得るため、調達資金をどのように運用の成果にできるかが問われる。

足元の市場環境を踏まえ、過度なリスクを負わずに保有量を拡大できるよう運用方針を最適化したと説明。中長期的な視点で堅実なタイミングを捉えられるよう、資金効率性の高い買付を実行できる体制も整備している。

今後は、BTCの価格動向と新株予約権の行使状況を踏まえ、2026年3月期中に120〜160億円規模のBTC取得を目指すとのこと。取得したBTCは速やかにレンディングを中心とした運用に投入する計画で、事業の進捗は2025年第3四半期中に開示開始を予定している。

同社は2025年3月に暗号資産金融事業への参入を決定し、9月にSlash Visionとの資本業務提携、10月にレンディング領域でJ-CAMと戦略提携を発表している。

また、12月19日には累計100BTCの保有を公表し、25日にはレンディングサービスの事前登録を開始するなど、「Neo Crypto Bank構想」の実現に向けた動きを加速させている。

今回のBTCの追加取得により、国内の上場企業の中でも着実に保有量を拡大する企業としてさらなる注目を集めるだろう。BTCの継続的な購入と、レンディングを含む運用の成果に注目だ。

関連:イオレのビットコイン保有量と株価|mNAV・購入履歴・損益推移
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