米エンドラ、ハイパーリキッドでステーキング開始──HYPE投資300万ドルで報酬獲得へ

水澤 誉往
6 Min Read
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
Highlights
  • 医療画像技術企業エンドラ・ライフ・サイエンシズがHYPEトークンのステーキング開始
  • ARCAとアンカレッジ・デジタルと提携、機関投資家向けステーキングで報酬獲得
  • 10月に300万ドルのHYPE投資を発表、静的資産を報酬生成型へ転換

米医療画像技術企業エンドラ・ライフ・サイエンシズ(ナスダック:NDRA)は13日、保有する暗号資産(仮想通貨)HYPEのステーキングを開始したと発表した。暗号資産投資顧問ARCAインベストメント・マネジメントが戦略策定を担当し、米連邦認可のデジタル資産銀行アンカレッジ・デジタルがカストディを提供する。

10月の300万ドル投資を報酬生成型へ転換

同社は10月23日にハイパーリキッドエコシステムのネイティブトークンHYPEに300万ドル(約4.6億円)を投資していた。今回のステーキング開始により、静的な財務資産を報酬生成型へ転換する。

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ステーキングにより、ネットワークインセンティブの獲得、ハイパーリキッドのセキュリティ強化への貢献、分散型金融(DeFi)における将来的なガバナンス権の獲得が可能になる。アンカレッジ・デジタルは米国で唯一の連邦認可デジタル資産銀行として、機関投資家向けカストディとステーキングサービスを統合提供している。

エンドラのアレクサンダー・トックマン最高経営責任者(CEO)は「ARCAとアンカレッジ・デジタルとの提携により、単なる暗号資産の購入にとどまらず、資本を報酬生成の形で活用している」と述べた。

同社は今後も規律ある財務管理戦略に沿った暗号資産投資機会を模索していく。本業は脂肪肝疾患や代謝機能障害関連脂肪性肝炎(MASH)の診断技術開発で、超音波技術を活用した組織内脂肪含有量の評価システムを手掛けている。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.70円)

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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