edgeX、モナド(MON)新規上場──プレマーケット取引で0.15ドル付近を推移

水澤 誉往
7 Min Read
edgeXチャートより引用

分散型取引所edgeXは8日、未ローンチのブロックチェーン「モナド(Monad)」のネイティブトークンMONのプレマーケット取引を開始したと発表した。

edgeXは今回の上場を「流動性とプレマーケット取引ペアの融合」と表現し、ユーザーに対して「edgeXで取引し、あなたのエッジを見つけよう」と呼びかけている。

同取引所での執筆時点の価格は0.15ドル付近を推移している。

edgeX、MON(モナド)チャート

複数取引所でのMON取引拡大

MONは既にハイパーリキッドでハイパープ形式での取引が開始されており、edgeXでの上場により、複数の分散型取引所でモナドへの投機的取引が可能となった。各取引所での価格形成や流動性の違いにより、トレーダーには裁定取引の機会も提供されている。

関連:ハイパーリキッド、モナド(MON)取引開始

モナドは並行実行技術を採用したレイヤー1ブロックチェーンとして、秒間1万トランザクション処理、1秒のブロック時間、シングルスロット・ファイナリティを実現する次世代プラットフォームだ。EVM完全互換性を保ちながら、既存ネットワークの制約を突破するパフォーマンスを提供するとしている。

MONの総供給量は1,000億枚に設定されており、一部のコミュニティでは希薄化懸念も指摘されているが、プロジェクトの技術的優位性と開発進捗への期待から、プレマーケットでの取引は活発化している。

edgeXでのMON上場は、TGE(トークン生成イベント)前のプロジェクトに対する市場の期待値を測る重要な指標となる。プレマーケット取引により、投資家は正式な取引所上場前にポジションを構築でき、プロジェクト側は市場からのフィードバックを早期に獲得できる。

関連:edgeX、アクティブユーザー10万を突破──エアドロップ期待が急成長を後押し
関連:edgeX、デリバティブ取引量で業界第2位記録──エアドロップ期待も高まる

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
Follow:
株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA

厳選・注目記事

YouTube

その他のニュース

ホットリンク、エセナのUSDe活用で6億円DeFi運用開始──ステーブルコイン戦略を本格化

東証グロース上場のホットリンク(3680)は8日、Web3関連事業の成長加速と財務戦略の高度化を目的として、最大400万ドル(約6億円)規模でステーブルコインを活用したDeFi(分散型金融)運用を開始…