ブロックチェーンのアプトス
APTを中心に、ビットコイン
BTC関連の資産のブリッジや融資などのサービスを提供してきたEcho Protocolは19日、サービスを終了すると公式Xで発表した。約2年間の運営を経て、終了を決めたとしている。
融資サービスでは新規の預け入れと借り入れを止め、利息の発生も止めた。運用商品の新規の預け入れと、アプトスの独自トークンAPTを預ける流動性ステーキングの新規受け付けも停止した。返済や引き出し、必要な清算は引き続きできる。
Echo Protocol、返済期限に11月14日と19日の2つの日付
告知によると、引き出しと返済の受け付けは協定世界時(UTC)の19日0時(日本時間19日9時)に始まった。
借り手の期限について、告知の本文は、借り入れが残っている人は11月14日までに返済する必要があり、返済しない場合は担保が清算されることがあると書いている。11月14日の後にEchoは運営を終えると記している。
一方、同じ告知の日程表は、返済と引き出し、ステーキング解除の最終期限に11月19日23時59分(UTC、日本時間20日8時59分)を挙げる。この期限を過ぎて返済されていない借り入れは、担保が清算される。
清算と、その後の貸し手への分配の日程は未定だ。終了後も、ビットコイン系の資産をブリッジしたトークンaBTCを、アプトスからB²ネットワークへのブリッジで払い戻すことはできる。
Echo Protocolは、個別にウォレットへの送金や署名を求める依頼には応じないよう、利用者に注意を呼びかけている。
預かり資産はピーク時から大きく減少
DeFi(分散型金融)のデータサイトDefiLlamaによると、アプトス上の融資サービスの預かり資産は、2025年6月11日に約2億9,373万ドル(約465億円)でピークをつけた。
同サイトの表示では、20日時点で約2,551ドル(約40万円)だった。データ上は、借り入れの残高が約25万ドル(約4,018万円)残っている。
ブリッジの預かり資産は2025年5月9日に約6億2,231万ドル(約986億円)でピークをつけた。19日0時(UTC)時点では約8,457万ドル(約134億円)あったが、20日1時(UTC)時点では約1,060万ドル(約17億円)に減った。
Echo Protocolは5月19日、モナド上のeBTCで不正な発行が起き、管理者の鍵の漏えいが原因だったと公表していた。同社によると、モナドでの被害は約81万6,000ドル(約1億2,929万円)だった。
同社は鍵の管理を取り戻し、攻撃者の手元に残っていた955 eBTCを焼却したとしている。今回の終了の告知は、この件に触れていない。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.44円)
