東証グロース市場上場のDefコンサルティング(4833)は20日、SBIホールディングス傘下の暗号資産(仮想通貨)交換業者ビットポイントジャパンとイーサリアム(ETH)トレジャリー事業の高度化を目的とした業務提携を締結したと発表した。「日本No.1のイーサリアムトレジャリー企業」を目指す。
Defコンサルティングは8月25日にビットコイントレジャリー戦略を発表したが、9月17日に方針転換を表明。デジタル資産を「次世代の重要な経営資源」と位置づけ、イーサリアムを中心としたトレジャリー戦略へ舵を切った。9月24日に最初のETH購入を完了し、10月10日にはコインゲッコーのイーサリアムトレジャリーランキングで日本1位に掲載された。
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SBIグループの専門性活用、ステーキング・DeFiも検討
本提携により、Defコンサルティングはビットポイントジャパンから以下の支援を受ける。経験豊富な専任トレーダーチームによる機動的かつ有利な条件でのデジタル資産取得、ステーキングサービスの活用や他の活用手法検討による安定的な収益機会創出、豊富な企業ネットワークや業界団体リレーションの活用、DeFi(分散型金融)領域の検討・検証推進。
ビットポイントジャパンは手数料無料の「ゼロつみたて」や国内No.1の年率を誇るステーキングサービスなど革新的なサービスを展開。国内トップクラスのセキュリティ水準と豊富な取引実績を有する。
Defコンサルティングは「イーサリアムトレジャリー企業として日本No.1、ひいてはグローバルで存在感を示すプレーヤーとなるため、ビットポイントジャパンが最適なパートナー」としており、本提携を通じてデジタル資産の戦略的取得と活用を両輪で進め、日本のWeb3業界発展を牽引する方針だ。