- ドージコイン(DOGE):急騰後に一時調整、1時間足長期HMAでの反発がロングの分岐点
- 柴犬コイン(SHIB):MACDデッドクロスに警戒、反発なら再び0.0000137ドル狙い
- ぺぺ(PEPE):急騰後の調整局面、買い圧回復すれば短期で高値再アタックも
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で反発し上昇に転じたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足一目均衡表雲下端(0.195ドル)付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ドージコイン(DOGE)は現在、0.197ドル付近を推移している。10日にビットコインの急騰を受けて大きく上昇し、一時的に0.20ドル台に到達したが、短期的な調整局面に入っている。
現在は、日足一目均衡表雲下端が上値の抵抗帯として機能しており、4時間足ではボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けた直後のため、やや買われすぎの状態と考えられる。これにより、短期的には1時間足長期HMA(緑)付近までの下落調整が発生する可能性が高い。
本日のエントリーポイントは、1時間足長期HMA付近での反発を確認した上でのロング戦略である。この水準で反発が確認されれば、再び上昇の勢いが出る可能性があり、目標は日足一目均衡表雲下端(0.195ドル付近)とするのが妥当だ。損切りの水準は、直近の安値を明確に割り込んだ場合とする。
なお、長期的には日足中期HMA(青)からの乖離がやや大きくなっており、一時的な反落にも注意したい局面である。反落後に日足一目均衡表雲を明確に上抜けるような展開となれば、そこから本格的な上昇トレンドへと転換する可能性がある。
柴犬コイン(SHIB)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で反発し上昇の値動きとなったポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000137ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
柴犬コイン(SHIB)は現在、0.0000135ドル付近を推移している。短中期的には上昇の勢いが強く、7月10日からの急騰によって一気に0.0000137ドルの高値圏まで上昇した。
しかし、現在のチャートでは4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく上抜けており、加熱感がある状況である。加えて、1時間足MACDではデッドクロスが発生しており、短期的な調整局面入りが意識される。よって、今後は1時間足長期HMA(水色)付近までの下落調整が入る可能性が高い。
本日のエントリーポイントは、1時間足長期HMAに価格が接近し、反発の兆しが出たタイミングでのロングエントリーが有効と考えられる。そこから反発が明確になれば、短期的には直近高値である0.0000137ドル付近までの上昇を狙う展開が想定される。損切りラインは、エントリー時点での直近安値を基準とするのが無難である。
長期的な視点では、今回の高値(0.0000137ドル付近)は日足の戻り高値水準に相当し、このラインを明確に突破すれば、トレンド転換の可能性が高まる。一方で、直近の急騰により日足中期HMA(青)から価格が大きく乖離しており、再度押し目を形成する動きが必要となるだろう。その後、雲上抜けとともに0.0000137ドルの突破が実現すれば、さらなる上昇トレンドへの移行が期待される。
ぺぺ(PEPE)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で反発し上昇の値動きとなったポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000131ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ぺぺ(PEPE)は現在、0.0000128ドル付近を推移している。数日間続いた堅調な上昇に加え、ビットコインの急騰に呼応するかたちで大きく値を伸ばし、日足一目均衡表雲を上抜けした状態にある。
ただし現在、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく突き抜けており、テクニカル的には買われすぎ水準であることが示唆されている。加えて、1時間足MACDではデッドクロスが発生しており、短期的な調整局面が意識される局面である。これらを踏まえると、価格は1時間足長期HMA付近まで調整の下落を見せる可能性が高い。
本日のエントリーポイントは、1時間足長期HMA(水色)に接近後、明確な反発サインが見られた場合のロングエントリーが有効とされる。反発が確認されれば、短期的には今回の上昇高値である0.0000131ドル付近をターゲットとする戦略が想定される。損切りはエントリー時点での直近安値割れを基準とする。
中長期的には、今回の急騰により日足中期HMA(青)から価格が大きく乖離しており、一度調整の値動きが入るのは自然な流れと考える。今後、調整後に再び上昇を見せた場合、さらなる上値を目指す展開もあり得るが、日足ボリンジャーバンドが収縮してきているため、新たな上昇には強い買い圧が求められる点には留意しておきたい。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7