- リップル(XRP):4時間足長期HMA上抜けで3.4ドルまで上昇余地
- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMAで押し目形成後、122,300ドル目標
- イーサリアム(ETH):中期HMA反発で4,775ドルへ、日足短期HMA維持が条件
- ソラナ(SOL):押し目形成で206ドル、220ドルまで上昇視野
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜けしない状態で4時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足中期HMA(3.4ドル)付近
- 損切り目安:
- 4時間足長期HMA直下
リップル(XRP)は現在、3.24ドル付近を推移している。昨日、4時間足一目均衡表雲内に価格が突入したことで下落加速が懸念されたが、3.1ドル付近で下げ止まり、その後は反発。しかし、4時間足長期HMAや1時間足長期HMA付近で上値を抑えられ、日足短期HMA付近まで押し戻された状態だ。
現状、日足短期HMAおよび1時間足一目均衡表雲付近で下げ止まる可能性が高いが、4時間足長期HMAが依然として上部の抵抗帯として機能しており、上昇判断にはこのラインの突破が条件となる。現在水準から反発し、4時間足長期HMAを上抜けすれば、1時間足レベルでの上昇トレンド成立が見込まれ、短期的には日足中期HMA(3.4ドル付近)までの上昇が期待できる。
この動きが成立すれば、中長期的には日足中期HMA突破が焦点となる。これを明確に上抜けすれば日足レベルでも上昇転換を確認でき、さらに日足ボリンジャーバンドアッパーバンドまでの上昇余地もあるため、最高値更新が視野に入る展開が想定される。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲を価格が割らない状態で1時間足中期HMA付近で押し目を形成
- 1時間足長期HMAより価格が下の場合は上抜け確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 122,300ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは直近のサポート直下
ビットコイン(BTC)は現在、119,570ドル付近を推移している。本日早朝に1時間足一目均衡表雲および日足中期HMAを上抜けし、上昇再開の可能性が高まった。ただし、現状では1時間足中期HMAが価格に追いついておらず、短期での上昇継続を即断できる状況ではない。
今後は、1時間足一目均衡表雲を割らずに推移しつつ、1時間足中期HMA付近で押し目を形成する展開が理想的である。さらに、1時間足長期HMAより価格が下の場合は、上抜けを確認してからエントリーを検討すべきだ。この条件を満たせば、短期では前回高値122,300ドル付近までの上昇が視野に入る。
この値動きが成立すれば、4時間足レベルでも上昇基調を確認でき、中長期では最高値更新の可能性も見えてくる。ただし、急騰した場合などはボリンジャーバンドアッパーバンド到達後の反落リスクや、ファンダメンタルズ要因による急変動に警戒する必要がある。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成
- 1時間足短期HMA上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,775ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,580ドル付近を推移している。昨日、4,350ドル付近のレジスタンスラインを上抜けて以降、上昇基調となり4,600ドルを突破した。ただし、現状では1時間足短期HMAを価格が下抜けし、高値更新ができなかったとみられる値動きとなっており、短期的には一旦の下落が想定される。
もっとも、4時間足ボリンジャーバンドが拡大しており、日足および4時間足MACDが上昇傾向を維持していることから、1時間足中期HMA付近で押し目を形成し、再び1時間足短期HMAを上抜ければ、短期的には4,775ドル付近までの上昇が期待できる。
中長期的にも上昇トレンドと判断できるチャート構成であり、日足短期HMAを割らない状態が続けば、最高値である4,875ドル付近を更新する展開が見込める。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で反発
- 1時間足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 206ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在198.0ドル付近を推移している。昨日、日足短期HMAを起点に上昇へ転じ、レンジ上限であった186ドルを突破。その勢いのまま195.5ドルのレジスタンスラインも上抜けし、強い上昇トレンドを形成している。
現状、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく突き抜けており、短期的には一旦の調整局面入りが想定される。ただし、中期的には上昇トレンド転換が確認できるため、1時間足レベルで押し目形成後の再上昇が見込まれる。
押し目候補として理想的なのは1時間足長期HMA付近までの下落後、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドとの間に上昇余白を確保してからの再上昇だが、現在は買い圧力が強く、浅めの押し目(1時間足中期HMA付近)からの上昇シナリオも十分に考えられる。ただし、この場合は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド到達後の反落リスクに留意し、損切り位置などリスク管理が不可欠だ。
中長期的には、1時間足一目均衡表雲を明確に下抜けしない限りは上昇基調を維持すると推測できるため、次の節目である220ドル付近までの上昇を視野に入れることができるだろう。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7