- リップル(XRP):4時間足雲入りで3.05ドルまでの下落に警戒
- ビットコイン(BTC):日足中期HMA再上抜けで122,300ドル再試し狙い
- イーサリアム(ETH):4,350ドル上抜けなら4,600ドル到達の可能性
- ソラナ(SOL):日足短期HMA下抜けなら175ドル割れを試す展開
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端を価格が下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲下端(3.05ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、3.15ドル付近を推移している。昨日、1時間足長期HMA付近で上昇を否定され、短期的な下降トレンドに転換している。しかし、足元では4時間足一目均衡表雲上端で上値を抑えられている状態だ。
現状、4時間足MACDはマイナス圏に入り、日足短期HMAも下抜けしており、下落バイアスが強まっている。そのため、このまま4時間足一目均衡表雲内に突入すれば、4時間足一目均衡表雲下端である3.05ドル付近までの下落が視野に入るだろう。
中長期的には、下落後に日足一目均衡表雲で反発できるかが重要な分岐点となる。雲上端で反発すれば中期的な上昇シナリオが残るが、突入すれば日足レベルでの調整局面が長引く可能性もあるため注意が必要だ。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 122,300ドル
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、118,100ドル付近を推移している。昨日、日足中期HMAを上抜けたことで急騰し122,300ドル付近まで到達したが、その後失速。足元では1時間足長期HMAを下抜け、1時間足一目均衡表雲の上端付近で支えられている状況である。
短期的には1時間足レベルでの上昇トレンドは一旦終了しているが、4時間足では依然として上昇トレンドの範疇にある。再び日足中期HMAを上抜け、かつ1時間足で上昇のダウ理論が成立すれば、再度122,300ドル付近までの上昇余地があると考えられる。
一方で、日足チャートでは急騰後に長い上ヒゲを形成しており、上値の重さを示唆している。このため、現在の1時間足一目均衡表雲を下抜けるような動きが出れば、短期的には日足短期HMAから4時間足一目均衡表雲付近までの下落を想定する必要があるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMA、4時間足長期HMAを割らない状態で4,350ドル付近を上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(4,600ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,300ドル付近を推移している。8月10日以降、4,350ドル付近がレジスタンスとして機能し、横ばい推移が続いている。1時間足MACDからは短期的な上昇圧力の低下が見られ、買いの勢いが一服している状況である。
ただし、4時間足および日足のチャート形状からは、これは一時的な上昇の停滞と捉えることができる。そのため、日足短期HMAおよび4時間足長期HMAを維持しつつ、4,350ドルを上抜け、1時間足で上昇のダウ理論が成立すれば、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近の4,600ドルまでの上昇が見込めるだろう。
この展開となれば中長期の買い圧も強まり、過去最高値である4,875ドル更新も現実的となる可能性がある。ただし、4,350ドルを明確に上抜けられず、日足短期HMAを割り込む場合は、一時的な調整局面入りに注意したい。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲上端
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上
ソラナ(SOL)は現在、175.7ドル付近を推移している。昨日、186ドル付近で再び上値を抑えられ下落し、日足短期HMA付近で一旦反発を見せた。
しかし、1時間足・4時間足レベルのチャートからは下落圧力が強く、日足短期HMAを明確に下抜けした場合、短期的には4時間足一目均衡表雲上端付近までの下落が想定される。
中長期的には価格下部に4時間足および日足一目均衡表雲が控えているため、下落幅は限定的と考えられる。ただし、上昇圧が乏しい現状では、一目均衡表雲内に突入した場合に下落の勢いが加速する可能性が高い。そのため、161ドル付近までの下落を想定した戦略を準備しておくべきだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7