- 長期的には「強気相場」だが方向感がない
- 上昇の押し目付近で反発すれば再度上昇の可能性あり
- 短中期は細かな値幅を狙う戦略
ビットコイン(BTC)は先週73,000ドルを突破したが反発下落し、現在は68,816.45ドル付近を推移している。現在、長期的に方向感がなくなってきているが、今後、上昇の押し目付近で反発すれば再度上昇の可能性が残っている相場状態だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(BTC/USDT)今週の予測
日足チャート

4時間足チャート

先週初めに大きな上昇を見せ73,000ドルを突破したビットコインは、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けた後下落、4時間足長期HMA、日足中期HMAを下抜けしているため、長期は方向感がなくなってきており、短中期は下落傾向にある相場だ。
今後、短中期では日足で確認できる上昇の押し目と4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが一致する付近(66,458.43ドル~65,262.20ドル付近)付近まで下落する可能性が高い。
しかし、価格は依然日足長期HMAの上にあるため、日足で確認できる上昇の押し目と4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが一致する付近で反発した場合、長期的には再び73,000ドルへ挑戦する動きを見せると考える。
ただし、73,000ドル付近には日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが控えているため、何らかのファンダメンタル的要素がなければ、730,000を突破することはなく、73,000ドル付近を上限、66,000ドル付近を下限としたレンジ相場に移行すると推測する。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り位置
ロング(長期的予測)

- エントリーポイント:
- 66,458.43ドル~65,262.20ドル付近で反発
- 下位足で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:
73,781.43ドル付近 - 損切り:
66,458.43ドル~65,262.20ドル付近(反発した際の最安値付近)
ショート(短・中期予測)

- エントリーポイント:
4時間足短期HMAを価格が下抜け - 利確目安:
66,458.43ドル付近 - 損切り:
4時間足短期HMAを価格が上抜け(1時間足で確定)
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