【チャート分析】ビットコイン(BTC):米雇用統計発表後に急落、50,000ドル付近まで下落か【2024年9月7日】

BTC相場分析-2024-09-07
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ビットコイン(BTC):9月7日の分析ポイント
  • 米雇用統計の影響でサポート下抜け
  • 50,089.18付近まで価格が下落する可能性大
  • 1時間足で下降第3波を狙う

ビットコイン(BTC)価格分析

2024年9月7日12時40分現在、ビットコイン(BTC)の価格は56,082.30ドル付近を推移している。ビットコインは昨日22時~23時付近に急落し、現在は一旦調整の段階に入っている。

この急落は昨日21時30分に発表された米雇用統計に影響された可能性が高く、この勢いのまま50,000ドル付近まで価格が下落する可能性が高まってきた。この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。

使用インジケーター
  • HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
  • ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
  • MACD:12、26、9

日足チャート分析(BTC/USDT)

BTCUSDT日足-2024-09-07

日足チャートでは昨日重要なサポートラインである56,082.30ドル付近を下抜けし下降トレンドを示唆する動きを見せた。これは昨日21時30分に発表された米雇用統計に影響された可能性が高く、50,089.18ドル付近のサポートラインまで価格が下落する可能性が出てきた。

しかし、ボリンジャーバンドはエクスパンションとなっていないため、50,089.18ドル付近のサポートラインとボリンジャーバンドのロワーバンドが重なる地点付近で一旦下落の勢いが減少すると考えられる。

4時間足チャート分析(BTC/USDT)

BTCUSDT4時間足-2027-09-07

4時間足チャートでは米雇用統計の影響で価格が56,082.30ドル付近のサポートラインを下抜けしたが、ボリンジャーバンドから大きく下抜けしたため、価格が短期HMA(ピンク)付近まで戻ってきている状態だ。ボリンジャーバンドがエクスパンションしていることから下降トレンドは継続すると考えられる。

1時間足を確認すると下降トレンドの第1波が終了し調整2波の段階ということがわかる。そのため、短期では1時間足の短期HMA(ピンク)を下抜けを確認し下降第3波狙いの売りエントリーが適切だろう。(1時間足直近チャート参照)

ただし、HMAの特性上、短期HMAが中期HMAを上抜けした場合は一旦エントリーを控えることをおすすめする。

決済の目安は50,089.18ドル付近のサポートラインだ。この付近で「反発が確認され価格が短期HMAの内側に入ったら決済」がリスクは少ないだろう。

総括(今後の見通し)

目線
  • 短期(デイトレ)・中期(スイング):1時間足の下降第3波で「売り」

9月7日のビットコインは昨日の雇用統計をきっかけとした急落の勢いに乗る「売り」が有効だ。短期、中長期共に1時間足で下降第3波を確認しエントリーすると良いだろう。決済目安は50,089.18ドルのサポートライン付近が妥当だ。

ただし、現在価格が50,089.18ドル付近に達する前に日足ボリンジャーバンドのロワーバンドにタッチした場合は早めの決済ポイントを選定することをおすすめする。

これは、期間50偏差2.5のボリンジャーバンドを日足で価格が超え、さらに価格が伸びることがほとんどないためだ。テクニカル分析のため絶対ではないがリスク管理として頭の片隅に入れておいてほしい。

関連:【チャート分析】ビットコイン(BTC):重要サポートに再挑戦、下位足での値動きに注目【2024年9月6日】
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