プロトレーダー向けNFT市場Blur、週次取引高でOpenSeaの4倍超を記録

BLUR NFTマーケットの説明
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目次

急成長中のプロトレーダー向けNFT市場Blur(ブラー)、直近の週次取引高(2月13日〜20日)でOpenSeaの4倍超を記録する

急成長中のNFT市場「Blur」が、直近の週次取引高(2月13日〜20日)でOpenSeaの4倍を超えていたことを、米仮想通貨(暗号資産)メディア「Decrypt」が21日に報じた。

Decryptによると、Blurの週次取引高は4億6千万ドル(620億円相当)を記録し、市場2位であるOpenSeaの週次取引高(1億700万ドル:143億円相当)の4倍超となった。市場3位のX2Y2はこの間、1,100万ドル(14億8千万円相当)の取引量にとどまった。

Decryptの報道によると、Blurは独自トークン「BLUR」が上場した14日に続く二回目のエアドロップを計画しており、「フロアに近いトップコレクションで入札したトレーダーは、より多くの報酬を得るだろう」という。エアドロップの詳細について、Blur公式ツイッターは「近日中に公開」としている。

そのため、BLURトークンのエアドロップを狙うユーザーを中心に、「MAYC(Mutant Ape Yacht Club)」「Otherside」「Moonbirds」といった、流動性の高い中価格帯のブルーチップNFTの売買が活発となっていた。

この1週間、BLURトークンのエアドロップ目当てに取引高を稼ぐことを目的とした転売行為が多く見られた。さらに一部ホルダーが狼狽売りをするなど、NFTコレクションのフロア価格は全体的な下落傾向にあった。

これまでNFT市場最大手の地位を守ってきたOpenSeaは18日、Blurの急成長を受けてクリエイター報酬(ロイヤリティ)大幅減を含む新方針を発表した。

関連:OpenSea、ロイヤリティ大幅減を含む新方針を発表|競合Blurが影響

この1週間の市場動向について、以下のツイートが簡潔にまとめられている。

以下、Blurの独自トークン「BLUR」チャートである。


BLURトークンは上場直後にOKXで8.36ドルを記録した後に急落したものの、その後回復傾向にある。記事を執筆している21日12時現在、1.27ドル台で取引されている。

関連:NFTマーケットプレイス銘柄「BLUR」世界同時上場|8ドル超を記録

Blurトークンを購入できる主な取引所

  • OKX
  • Gate.io
  • KuCoin

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参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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