クオンツトレーダーのKilla氏とオンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアントで分析を寄稿するDarkfost氏は18〜19日、それぞれXでビットコイン(
BTC)の相場分析を公表した。両氏とも、8万7,000ドル(約1,375万円)付近で上値を抑えられた後の値動きに注目している。
週足では前週安値の8万ドルを下抜け
Killa氏は週足の値動きを分析した。同氏によると、ビットコインは前週に8万7,000ドル付近から8万ドル台まで下落し、下げ幅の半分を戻したところで今週の足が始まった。今週は月曜日に上昇したものの週の始値を何度も上抜けできず、最終的に前週の安値である8万ドル(約1,264万円)を下回った。
同氏は、これまで狙われてきたのはロングの側だとして、来週は売り持ち(ショート)の側が狙われる可能性が高いとの見方を示した。今週の安値7万9,800ドル(約1,261万円)を再び下回った場合はロングの機会を探すとし、下回らない場合は8万3,600ドル(約1,321万円)付近が再び注目点になるという。
この水準を上抜けできなければ、レンジ内での投げ売りが続くとしている。強気派にとって最悪のシナリオは7万6,000〜7万8,000ドル(約1,201万〜1,233万円)への一時的な下振れで、7万4,000ドル(約1,169万円)までの下落は想定していない。
CoinGeckoの4時間足データでも、同じ値動きが確認できる。12日からの週は月曜日に高値を付けた後、15日に7万9,806ドル(約1,261万円)まで下落した。Killa氏が注目点に挙げた水準は、この週の始値の8万3,594ドル(約1,321万円)にあたる。
MVRVのパーセンタイルは25.7%、蓄積局面の水準
Darkfost氏は、市場価値と実現価値の比率を示すMVRVに注目した。時価総額を、各ビットコインが最後に動いた時点の価格で評価した実現時価総額と比べる指標だ。同氏は、MVRVそのものではなく、現在の値が過去の推移の中でどの位置にあるかを示すパーセンタイルを使っている。
同氏によると、ビットコインが上値を抑えられた後、このパーセンタイルは30%を下回り、25.7%となった。ビットコインがこの水準で過ごした期間は、全体の約25%にとどまるという。
同氏が示したチャートでは、10〜30%の範囲が下落後の蓄積ゾーン、0〜10%が深い割安・投げ売りのゾーンとされている。同氏は、市場の底と重なってきた極端な割安ゾーンからは抜け出したものの、現在の水準は蓄積ゾーンに沿っていると説明している。
CoinGeckoのデータでは、ビットコインは執筆時点で8万2,444ドル(約1,303万円)前後で推移している。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.02円)
