ビットコイン
BTCは25日、7万1,000ドル付近で上値を押さえつけられたまま陰線を確定した。不安定な状況が続く中、SNS上では次のトレンド形成を左右する重要な水準や、底値形成を示唆する動きが共有されている。
7万1,400ドルの上抜けが直近の焦点
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのKilla氏は25日、自身のXにて「7万1,400ドルの奪還が直近の焦点となる」との見解を示した。
直近でビットコインは、7万1,400ドル付近で明確に拒否されており、短期的には上値の重さが確認されている。値動きも乱高下が激しく、低時間足では流動性スイープやレバレッジ狩りが頻発しているが、これはレンジ型の弱気相場でよく見られる動きだ。
日足および週足の視点で見ると、7万1,400ドルは依然として重要なレジスタンスとして機能しており、この水準を明確に奪還して維持できない限り、下方向へのバイアスは残る。
この価格帯の上抜けに失敗すれば、再び6万8,000ドルを下回る方向へ向かう可能性が高まる。その場合、週初の上昇は単なるローワーハイ形成に過ぎず、下落トレンド継続の一部と認識されるだろう。
一方で、再び7万1,400ドル付近へ上昇した場合、大規模なショートの踏み上げが発生し、7万2,800ドル付近までのスイープが起こる可能性がある。そのため、レンジ上限で安易にショートを狙うのではなく、価格構造の確定を待った方が賢明だ。
週足RSIのトレンドラインブレイクが底打ちを示唆
ビットコイン分析アナリストのSykodelic氏は25日、自身のXにて「ビットコインの底打ちを示すシグナルが、積み上がりつつある」と指摘した。
特に注目すべきは、週足RSIのトレンドラインブレイクだ。このシグナルは過去7年間で8回発生し、そのうち7回が明確なボトム形成と一致しており、唯一外れたケースでも、その後の下落はわずか約3,000ドルにとどまった。
さらに現在は、RSIの水準自体も歴史的に見て極めて売られ過ぎの領域に位置しており、構造的な転換の初動を示唆する条件が揃っている。こうした極端な状態でのトレンドブレイクは、過去のサイクルでも重要な転換点となってきた。
もちろん、最終的な流動性回収として6万ドル付近、あるいは5万ドル台半ばまでの下振れは依然としてシナリオとして残る。しかし、それは弱気トレンドの継続ではなく、強気相場突入前の「最後の仕上げ」である可能性が高い。
いずれにせよ、現在は複数の指標が同時に同じ方向を示していることから、典型的な底打ちパターンに近付いていることは確かだ。「現在の市場は、従来の4年サイクルとは明らかに状況が異なっている」とSykodelic氏は締めくくった。
ビットコイン市場が底値形成の初期段階を示唆する中、直近では7万1,400ドルの明確な上抜けが大きな焦点となる。しかし、上抜けに失敗した場合は、再度6万ドル付近までの大きなふるい落としが発生する可能性も考慮しておくべきだろう。
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