ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は5日、資産運用大手ブラックロックが運用するビットコイン
BTC現物ETF「iShares Bitcoin Trust(ティッカー:IBIT)」が100億ドル(約1.5兆円)と過去最高の取引高を記録したことを自身のXで共有した。これが皮肉にもIBITが急落したタイミングであったことから、同氏は「残酷だ」と表現し、投資家にとって厳しい局面であるとの認識を示している。
主要ビットコインETFは10%超下落、IBITは13.16%安
オンチェーン分析プラットフォームのコイングラスが提供するデータによると、5日のビットコインETF日次取引量は約153億ドル(約2.3兆円)を記録している。このうちIBITが取引量の約62%を占め、他銘柄ではフィデリティの「FBTC」が約15.3億ドル(約2,397億円)、プロシェアーズの「BITO」が約9,571万ドル(約149億円)と続いた。

主要なビットコインETFが軒並み10%を超える下落を示す中、IBITは前日比13.16%安の36.10ドルで取引を終えている。取引時間中には一時35.3ドル付近まで下落する局面も見られたが、その後はやや値を戻した。ただし、年初来では27.29%安となっており、依然として下落基調が続いている。

暗号資産ETF市場全体の動きとしては、5日時点で約5.1億ドル(約799億円)の純流出を記録。このうち、ビットコインETFからの流出が約4.3億ドル(約674億円)と、全体のおよそ84.3%を占めている。4日の約5.4億ドル(約846億円)から流出は若干減少しているものの、市場は引き続き不安定な状況にある。
今回のIBITの動きは、価格下落局面においても取引量が急増するという、現在のビットコインETF市場の特徴を浮き彫りにしている。市場の不安定さが続く中、投資家心理と資金フローが今後どのように推移するかが注目されそうだ。
関連:【2/4 仮想通貨ETF動向】ビットコイン、5億ドル超流出
関連:【2/3 仮想通貨ETF動向】ビットコインふたたび流出
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.7円)
関連銘柄:
BTC




