暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが開発したレイヤー2「ベース」の元デザイン責任者であるベンジー・テイラー氏は26日、SNSプラットフォームXのデザイン責任者に就任したことを自身の公式X上で発表した。
採用まで6ヶ月の交渉、粘り強い説得の末に実現
テイラーはXを「世界で最も重要なプラットフォーム」と表現し、「未来を形作るのにこれほど刺激的な場所は他に思い浮かびません」と就任への強い意欲を示した。また、XのCEOであるイーロン・マスク氏や同社のプロダクト担当者のニキータ・ビア氏をはじめとするチームと密に協力していくことへの期待感も語っている。
この発表に対し、マスク氏はいち早く「xAIとXへようこそ、ベンジー!」と返信。Xだけでなく、AI開発を担う企業であるxAIへの参加としても歓迎する形となり、テイラー氏の役割の広がりをうかがわせている。
今回の採用の経緯について、ニキータ・ビアは自身のX投稿で詳細を明かしている。投稿によると、ビア氏がテイラー氏と出会ったのは6年前、テイラー氏のアプリに投資した際のことだという。
ビア氏はそのアプリを「私がこれまでに見た中で最もよくデザインされたプロダクトのひとつ」と振り返り、「彼が世界最高のデザイナーの1人になると、すぐにわかった」とテイラー氏の才能を高く評価した。
しかし、採用への道のりは決して短くはなかった。ビア氏によれば、テイラー氏をXチームに迎えるまでに6ヶ月間の説得を要したという。その末にようやく実現した今回の合流についてビア氏は「業界最高のデザインチームを構築する」と今後への意気込みを語っている。
テイラー氏自身の就任発表投稿は、公開後まもなく約2,580万回の表示を記録。マスク氏による歓迎の返信も約2,400万回表示されるなど、今回の人事はX内外で広く注目を集めている。
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