仮想通貨取引所Backpack、日本で貸借サービス開始──ポイントプログラムも解禁

水澤 誉往
6 Min Read
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Highlights
  • 暗号資産取引所Backpack(バックパック)が22日、日本居住者向けに貸借サービスを開始。BTC・ETH・SOL・XRP・USDCなどを売却せず活用可能に
  • 入金した暗号資産は自動的に7日間の貸付契約で貸し出され、利回りが発生。借入では暗号資産を担保にUSDCなどを借りて資金化でき、清算リスクに注意
  • これまで日本居住者は参加できなかったバックパックポイントプログラムも解禁。ガチホしながら利回りを稼げる選択肢が登場

暗号資産(仮想通貨)取引所Backpack(バックパック)は22日、日本居住者向けに貸借サービスの提供を開始した。BTC・ETH・SOL・XRP・USDCなどの暗号資産を「売らずに」活用できる選択肢として、レンディング(貸付)とボロー(借入)の2つの機能を提供する。

入金資産は自動で7日間貸付、利回り発生

対象暗号資産を入金すると自動的に7日間満期の貸付契約で貸し出され、利回りが発生する。オートレンディングは資産取り扱いルールの一部として常に適用され、ユーザーによるオン・オフ設定は不要だ。利息は出金リクエストを行わない限り継続して蓄積される。

同じ資産を追加入金すると、新たに7日間満期の貸付契約が作成され、最新の契約が満期を迎えるまで出金できない。例えば、0日目にBTCを入金し、3日目に追加入金した場合、10日目まで出金できない。10日目に契約が満期を迎えると、全額が自動的に出金可能となる。

ボローサービスでは、暗号資産を担保にUSDCなどを借り入れ、売却せずに資金化できる。例えば、BTCを担保にSOLを借りた場合、借りたSOLは出金可能だ。重要な注意点として、ボローには清算(担保の強制売却)のリスクがある。

今回のサービス開始により、これまで日本居住者が参加できなかったバックパックポイントプログラムへの参加が可能となった。貸借機能はポイント付与対象で、ポイント数は将来的なエアドロップに影響する可能性がある。なお、今回提供されるのは貸借サービスのみで、スポット取引やパーペチュアル取引は対象外となる。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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