暗号資産（仮想通貨）の分散型ウォレットMetamaskがETHリキッドステーキング機能をリリース
日本時間14日未明、暗号資産（仮想通貨）の分散型ウォレットMetamask（メタマスク）がイーサリアム（ETH）ステーキングの新機能をリリースした。これによりDeFiプロトコル「Lido（リド）」「Rocket Pool（ロケットプール）」のイーサリアム（ETH）リキッドステーキングをサポートする。
WEN STAKING?
We are extremely happy to announce that you can now stake ETH with Lido or Rocket Pool through the Portfolio Dapp🎉
MetaMaskツイッター
いつ、ステーキングできますか？
ポートフォリオDappでLidoまたはRocket Poolでイーサリアムをステーキングできるようになりました🎉
従来のステーキングサービスと同じく、仮想通貨のステーキング金利を受け取りつつ、さらに預け入れた仮想通貨と同額の代替資産（リキッドステーキングトークン）を受け取り、運用できる仕組み。ステーキングサービスの難点であった預け入れ資産のロック期間（Locking）による流動性の低下を、リキッドステーキングトークンの供給という形で解消した。
今回の新機能リリースにより、MetaMaskユーザーはLidoまたはRocket Poolプラットフォームへアクセスせずとも、ワンストップでイーサリアム（ETH）のリキッドステーキングを開始できるようになった。
ユーザーはイーサリアム（ETH）を預け入れることで、ステーキング金利に加え、stETH（Lido Staked ETH）またはrETH（Rocket Pool Staked ETH）を受け取り、資産運用することが可能だ。
MetaMaskがサポートを開始した両プロトコルのうち、とくにLidoはTVL（顧客預かり資産）が多いことで有名だ。DeFi分析ツール「DefiLlama」のDeFiプロトコルTVLランキングによると、記事執筆時点でLidoは1位となっており、その額は76億8千万ドル（1兆200億円相当）となっている。
- https://portfolio.metamask.io/stakeにアクセス
- LidoまたはRocket Poolのステーキングプロバイダーを選択し、「Stake」をタップ
- 「Connect Wallet」をタップしMetaMaskウォレットを接続
- ステーキングするイーサリアム枚数を入力し、「Review」をタップ
- 内容を確認し、「Confirm」をタップ
- トランザクション署名のポップアップが表示されたら「Coinfirm」をタップ
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