香港中安銀行のアプリがBTCに対応|ガチホ派感涙のBTC担保貸付も

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目次

香港中安銀行のアプリがBTCに対応

香港のデジタル銀行・中安銀行(通称:ZAバンク)は25日、同行のアプリ上で仮想通貨取引を行えるサービスを開始した。本サービスは個人ユーザー向け。取引可能な仮想通貨は、現在ビットコインとイーサリアムの2種類で、香港ドルと米ドルでの入金が可能。

ZAバンクの仮想通貨取引サービスのスペックは、下記のとおり。

  • 初回最低入金額:70米ドルまたは600香港ドル
  • プラットフォーム手数料:1.5%⇒特典で0.8%(または1.99米ドル/15香港ドルのいずれか大きい額)
  • 銀行手数料:ZAバンクを利用すれば、2025年6月末まで無料
  • 制限:仮想通貨投資額は、全投資資産の20%未満とする

ZAバンク口座内にある「米ドル/香港ドル」(法定通貨)と「ビットコイン/イーサリアム」(仮想通貨)間の相互振替えは、いつでも可能。銀行系カストディサービスのオハコだ。

「ビットコインを担保にした銀行からの借入れ」も可能で、これは本サービスの目玉ともなっている。筆者自身そうなので身にしみて分かるのだが、BTCガチホ派にとっては実にありがたいサービスだ。

気になる「利子」だが、残念ながら、銀行系といえども預けたビットコインに利子はつかない。BTCガチホ派にとって、もし預けたビットコインに利子がつけば最高なのだが、これはつかない。「ビットコイン担保借入れ」を駆使して、なんとか日々やり繰りするしかないだろう。

最後に、本サービスが「外国人」が利用できるかだが、利用資格には「香港居住者」とある。文言どおりなら、「香港居住の外国人」も利用できそうだが、昨今の香港やシンガポールの情勢をみるに、きびしいような気もする。

ZAバンクは、アジア初のデジタル銀行として、注目度は高い。東アジア/東南アジアにおける今後のBTC受容に、大きな影響を与える可能性がある。

昨今、日本では闇バイトが横行し、自宅金庫内のUSBにビットコインを保管する危険性が認識された。銀行系カストディサービスの再評価の機運が高まりつつある。

BTC担保ローンという金棒を手にした銀行系仮想通貨取引所は、2024年の台風の目になるかもしれない。

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情報ソース:眾安銀行今推App買賣虛幣服務

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この記事を書いた人

JinaCoinのニュース担当記者。仮想通貨歴は8年。Liskで大損、BTCで爆益。タイの古都スコータイで、海外進出のための市場調査・戦略立案・翻訳の会社を経営。1973年生。東海中高、慶大商卒、NUCB-MBA修了。主著『マウンティングの経済学』(https://amzn.to/49zjrXG)。来タイ12年。

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