秋元康氏プロデュース「IDOL3.0 PROJECT(アイドル3.0プロジェクト)」合格者11人で「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」を結成
秋元康氏が総合プロデュースを務める新アイドルグループプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT(アイドル3.0プロジェクト)」は7日、最終合格者発表イベントを都内で行い、11人からなる「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」が誕生したと発表した。
IDOL3.0 PROJECTは、Web3時代に合わせたアイドル活動を目指してスタートしたプロジェクトである。
リアルでのアイドル活動にメタバースやNFTなどを活用していくことが特徴的なプロジェクトであり、NIDTと呼ばれる仮想通貨を使って、ファンは投げ銭や投票などを行える。
今回のデビューメンバーの最終選考はNIDTを持っているファンの投票で決まった。また、NIDTの保有数によっては、投票権やプロデュース参加権などを得られる。ライブに行ったり、SNSで宣伝したりすると推し活ポイントが貯まっていき、ランクが上がっていくシステムである。
今春から行われてきた複数段階のオーディションを経て応募総数約1万人から、29名の候補者が残り、7日のイベントではデビューするグループの名前や最終合格者11名が明らかになった。またデビュー日は、12月7日に決定した。
このプロジェクトのコンセプトは、「アイドルをアップデートする」であり、新しい技術の活用や海外進出なども視野に入れている。
また、退職金制度や進路サポートなど、アイドルに対するサポートが手厚いのも特徴である。
これから人気になるにつれて、NIDTの価格が上がっていき、メンバーやファンに還元されていく予定とのことだ。
「IDOL3.0 PROJECT」とは
「IDOL3.0 PROJECT」はエンタテインメントコンテンツの企画、制作および開発を担う株式会社オーバースによるプロジェクトである。運営はキングレコード株式会社をはじめ、AKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEといった人気アイドルグループの育成に携わったスタッフが担当する。
このプロジェクトからデビューする新アイドルグループは、コンサートや握手会などのリアルな場と、メタバース空間やそのほかオンライン上などのバーチャルな場の両軸で活動を展開する。
株式会社オーバースが発行する暗号資産「Nippon Idol Token(NIDT)」による資金調達でプロジェクトが進行する。NIDTの保有者にはグループの一部プロデュースや限定イベントへの参加、NFTの獲得などさまざまな権利が付与されるほか、保有状況に応じて「ファンレベル」が上昇する。
従来のアイドルグループと比べ、運営やメンバーと近い距離でグループを応援することができる。また、衣食住や語学スキル、グループ卒業後の進路など、多方面のメンバーサポートが用意されるのもこのプロジェクトの特徴だ。
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