米医療機器メーカー「セムラー・サイエンティフィック」、自己資金で62億円相当のビットコインを購入
米医療機器メーカー「Semler Scientific(セムラー・サイエンティフィック)」は28日、手元資金で581ビットコイン(約62億円)相当を購入したと発表した。このニュースを受けて、同社の株価は一時34%以上高騰した。

出典:tradingview
発表によると、同社は「ビットコインを主要な自己準備資産として採用」し、「手数料と経費を含め総額4,000万ドルで581ビットコインを購入」したという。
セムラー・サイエンティフィックは、慢性疾患の評価と治療を支援する製品とサービスを開発、製造、販売する。同社の主力特許製品である「QuantaFlo」は四肢の動脈血流を測定するもので、従来の検査方法よりも迅速で簡便な非侵襲的な検査をすることができ、患者の負担を軽減できる。2023年の収益は6,800万ドル、売上総利益は6100万ドル、資産は7,800万ドルで、借入金はゼロ、負債は600万ドルとなっている。
セムラー・サイエンティフィックの会長であるエリック・セムラー氏は、プレスリリースで次のように述べた。
「当社のビットコイン財務戦略とビットコインの購入は、ビットコインが信頼できる価値貯蔵手段であり、魅力的な投資であるという当社の信念を裏付けるものです。」
・・・(中略)・・・
「金とビットコインの価値の差を考えると、ビットコインがデジタル・ゴールドとして受け入れられるようになるにつれ、ビットコインには桁外れのリターンを生み出す可能性があると考えています。」
・・・(中略)・・・
「さまざまな選択肢を検討した結果、ビットコインを保有することが余剰現金の最も良い使い方だと判断しました」
発表によると、同社は顧客と、成長し利益を生むヘルスケア企業の運営という目標に引き続き専念するという。
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