東証グロース上場の株式会社リミックスポイント(コード:3825)は15日、新株予約権の行使に伴い、ビットコイン(BTC)を追加取得したと発表した。同社は14日に63.32 BTCを平均取得単価約1,800万円で取得し、取得価額は11.4億円となった。
4ヶ月間で約91億円のビットコイン投資を実行
今回の追加取得により、同社のビットコイン総保有量は1,231.60 BTCとなり、平均取得単価は約1,483万円、取得総額は約182.6億円に達した。
同社は2025年4月以降、積極的なビットコイン投資戦略を展開している。5月13日時点では648.83 BTCだった保有量を、約4ヶ月間で1,231.60 BTCまで拡大し、この期間だけで約91億円相当のビットコインを追加取得したことになる。
特に6月には集中的な購入を実施し、6月4日から6月13日の約10日間で約338 BTCを取得するなど、短期間での大幅な保有量拡大を図った。また、7月11日には約117 BTCを追加取得し、今回8月14日の取得で再び保有量を増加させている。
同社のビットコイン投資は、第25回新株予約権の行使による資金調達を原資としており、調達した資金を段階的にビットコイン購入に充当している構造となっている。
現在のビットコイン価格(約1,700万円前後)で計算すると、同社の保有するビットコインの時価総額は約209億円程度と推定され、取得総額(約182.6億円)を約26億円上回る水準となっており、現時点では含み益を計上している状況だ。
リミックスポイントは暗号資産(仮想通貨)関連事業を展開する企業として、ビットコインを財務戦略の中核に据えた積極的な投資を継続している。
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