新進気鋭のレイヤー1が待望のリリース
暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「Particle Network(パーティクル・ネットワーク)」は25日、独自のネイティブトークン「PARTI」を正式にリリースし、対象ユーザーへのエアドロップを開始した。
既にBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)、OKX(オーケーエックス)など大手仮想通貨取引所に上場しており、バイナンスでは上場後1,300%以上急騰し、現在0.37ドル(約55円)付近で推移している。

PARTIは、パーティクル・ネットワークが展開するレイヤー1ブロックチェーン「Particle Chain(パーティクル・チェーン)」のトークンであり、同プロジェクトが提唱する「Universal Accounts(ユニバーサルアカウンツ、一つのアカウントで複数のブロックチェーンを横断的に操作できる仕組み)」に価値をもたらす経済的な基盤として機能する。
今回のエアドロップは、そうしたビジョンに共感し、初期からプロジェクトを支えてきたコミュニティに対する還元という位置づけだ。
トークンの総供給量は10億で、初期流通量は2億3300万。今回のエアドロップは総供給量の9%を占める。トークンエコノミクスの主な内容は、以下の通り。
- コミュニティ(40%)
- プライベートセール(24.39%)
- チームとアドバイザー(12.11%)
- 「バイナンスHODLer」エアドロップ(6%)
- 流動性(5%)
- IDO(5%)
- リザーブ(5%)
- KOLラウンド(1.50%)
- 「バイナンスウォレット」エアドロップ(1%)
エアドロップ対象者には、以下のような条件を満たすユーザーが含まれる:
- 分散型取引所UniversalXのSeason 0で取引または紹介活動を行い、「PARTI Diamonds」を獲得したユーザー
- テストネット期間中にPARTIポイントを獲得した「Particle Pioneer」
- ローンチパッドイベント「The People’s Launchpad」に参加したユーザー
- 「ALLY」トークンを保持しつつ、「The People’s Alliance」キャンペーンに参加したメンバー
- CAPYBARA NFT保有者(パーティのマスコットNFT)
- Particle WalletまたはBTC Connectの過去ユーザー(先着順で少量配布)
なお、今回のエアドロップ請求は2025年4月30日までとなっており、それ以降は受け取りができなくなるため、該当者は早めの対応が求められる。
PARTIのエアドロップは、初期コミュニティに対する明確な「感謝の可視化」である。ローンチ前のプロジェクト支援者やテストユーザーは、リスクを負いながら貢献してきた。その功績をトークンという形で報いる姿勢は、健全なエコシステム構築に欠かせない。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.7円)