OKJとモブキャストHD、ソラナ・トレジャリー事業で戦略提携──9,070 SOL保有、年末に国内最大級目指す

水澤 誉往
7 Min Read
Highlights
  • 東証グロース上場のモブキャストホールディングス(3664)が国内暗号資産取引所OKJとソラナ・トレジャリー事業で戦略的パートナーシップを締結
  • モブキャストHDは2025年11月7日時点で累計9,070 SOL(取得価額2億5,000万円超)を保有
  • 2025年末までに国内トップクラスのSOL保有規模を目指し、OKJが取得・保有・運用を全面サポート

国内暗号資産取引所OKCoin Japan(以下、OKJ)は12日、東証グロース市場に上場するモブキャストホールディングス(証券コード:3664、以下モブキャストHD)と、ソラナ(SOL)の運用を軸としたトレジャリー事業領域における戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

東証グロース企業が本格的なSOLトレジャリー戦略

モブキャストHDは、藪考樹氏が最高経営責任者(CEO)を務めるゲーム・エンターテインメント企業。同社は2025年10月よりデジタル・アセット・トレジャリー(DAT)事業を開始し、ソラナを中心とした暗号資産の戦略的保有を推進している。

同社は11月7日、累計9,070 SOL(取得価額2億5,000万円超)の取得完了を発表したばかり。同日にはDawn Labsとのソラナバリデータ事業における戦略的パートナーシップも発表しており、「保有から収益化」への段階的な事業展開を進めている。

関連:モブキャストHD、ソラナ保有2.5億円超でバリデータ事業参入──Dawn Labsと提

今回のOKJとの提携により、モブキャストHDは2025年末までに国内企業でトップクラスのSOL保有規模を達成する目標を掲げる。OKJはソラナの取得・保有・運用体制を全面的にサポートし、同社が掲げる「ソーシャルインパクトパスポート(SIP)構想」の実現を支援する。

SIP構想は、企業成長と社会的価値創出の両立を目指すもので、DAT事業を通じてソラナエコシステムへの貢献と自社の財務戦略の強化を同時に実現する方針だ。

OKJの代表取締役である馮鐘揚氏は、「上場企業によるソラナ・トレジャリー戦略の本格化は、国内暗号資産市場の成熟を示す重要な動き」とコメント。両社は今後も連携を深め、企業のデジタル資産活用における新たなモデルケースを構築していく構えだ。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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