NFT分析プラットフォーム「NFTGo」、NFT市場レポートを無料配布

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目次

NFT分析/購入プラットフォーム「NFTGo」、2023年Q1のNFT市場分析レポートを無料配布

NFT分析・購入プラットフォームであるNFTGo(エヌエフティ・ゴー)は19日、2023年Q1のNFT市場分析レポートを無料配布したと発表した。2023年Q1(第一四半期)のNFT市場は、Blur(ブラー)のエアドロップによってNFT取引量が急増したが、その後は減少し、4月19日に最低点を記録した。

NFTGo Japanは、NFTの市場データを分析し、ユーザーが質の高い意思決定取引ができるように支援するNFTプラットフォームである。NFTGoでは、リアルタイムのNFT市場分析、取引アグリゲーター機能、NFTランキング、 クジラ(大口NFT保有者)追跡、ドロップカレンダー、Twitter拡張機能など、ユーザーがNFTを分析・売買する上で役立つツールと機能を無料で提供している。

今回のレポートは、仮想通貨価格追跡ウェブサイト「CoinMarketCap」及びNFT総合データ分析/購入プラットフォームである「NFTGo」が協力し作成されたものである。

NFT市場分析レポートでは、市場のトレンドをはじめ、NFT市場を動かした要因、現在存在するNFTプロジェクトのマイクロトレンド、NFT市場に参加するユーザーの動向、新しいプロダクトなどをデータと専門性を持ち合わせた研究チームが分析した内容が掲載されている。レポートの主な概要は以下の通りである。

2023年Q1市場概要

2023年Q1、Blurの取引インセンティブとエアドロップによってNFT取引量が急増したが、その後取引量は再び減少することになり、4月19日には最低点を記録し、結果的に約11,187人のNFTホルダーが残った。

関連:新興NFT市場「Blur」エアドロップ第二弾の詳細公開=速報
関連:OpenSea、2023年第1四半期にNFT市場の首位陥落

マイクロトレンド&流動性

過去6ヶ月間、NFTプロジェクト全体の70%がフロア価格がゼロだった。 また過去3ヶ月間、NFTプロジェクトの50%のフロアが0〜0.5の間に位置していた。これは、市場が低品質のコレクションに対する需要が低いことを示している。

NFTコレクションの約69%が6ヶ月以内に0ETHに下落し、3ヶ月以内に48%、7日以内に18%が下落した。 こ れは、非流動性NFTの半分以上が長期無需要状態を経験し、長期的にはフロア価格が0ETHである可能性が 高いことを示している。

主なプロジェクト及びトレンド

2022年末、弱気市場の影響でブルーチップNFTの収益性は第1四半期に大きく減少したが、一部のプロジェクトは依然として良い成果を収めた。特に、BAYCはNFT販売者市場で最も収益性が良く、またAzukiもクジラの数が100%増加した。 

依然としてクジラの取引はNFT市場で利益変動に影響を及ぼしており、プロジェクト内のユーザー間に莫大な資産格差も存在している。

トレーダー&クジラ分析

無効なプロジェクトをフィルタリングした後、単一プロジェクトの1人当たりの資産を計算し、1人当たりの 平均資産が3,893ドル(約53万円)、中央値が1,459ドル(約20万円)であった。平均が中央値より63%高いということは、1人当たり の全体資産で「金持ち」の資産が極度に高くなり、プロジェクト別で資産の格差が大きくなるとい う意味になる。

関連:NFTGoとは?特徴や使い方を徹底解説!NFT分析が簡単にできる

参考文献

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この記事を書いた人

Webライター兼仮想通貨ブロガー。JinaCoinでは主に仮想通貨やNFTゲームに関するニュース記事を執筆。
経歴は新潟県出身。一般社員であったが、インフルエンサーのイケハヤ氏のYouTubeをきっかけに仮想通貨に興味を持ち、2020年1BTC価格125万円で0.01BTCを購入し、仮想通貨投資を始める。同時期に「ゆーたかブログ」を開設、NFTや仮想通貨について発信している。オンラインサロンでSEO勉強の傍ら2022年Webライターとしても活動を始め、個人事業主として開業。FP3級保有。現在はFP2級取得を目指し勉強中。
仮想通貨投資活動:現物保有・NFT保有・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン・イーサリアム
趣味:投資・読書・バスケ

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