- 短期的な上昇が終了し中期的な横ばい相場に移行の可能性高い
- 日足中期HMAを維持し日足短期HMA上抜けするかが今後の焦点
- 日足一目均衡表雲を抜けるまでは不安定な相場が続く可能性を考慮
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 価格が日足中期HMA及び4時間足一目均衡表雲を維持し、上昇に転じる
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 日足短期HMA及び日足一目均衡表雲を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 540円付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA、もしくは日足一目均衡表雲の直下
メタプラネット株価は、昨日467円付近から取引を開始したものの、その後は下落基調の値動きとなり、日足短期HMAを下抜けて438円で取引を終了している。
この値動きにより、短期的な上昇局面はいったん終了したと判断できる。また、4時間足レベルでも直近高値で上値を抑えられたうえ、日足短期HMAを下抜けし、さらに4時間足MACDがデッドクロスへ転じていることから、中期的な上昇圧力は明確に減少している状況だ。一方で、価格の下部には日足中期HMAおよび4時間足一目均衡表雲が控えており、日足MACDもプラス圏を維持している。このことから、長期的には依然として上昇基調が継続していると判断できる。
現状を踏まえると、短中期的には日足短期HMAを上限、日足中期HMA付近を下限としたレンジ相場(横ばい相場)となる可能性が高い。その後、日足中期HMAを起点に再度上昇へ転じ、直近高値ラインである480円付近を上抜け、さらに日足短期HMAおよび日足一目均衡表雲を明確に突破する値動きとなれば、日足レベルで意識される高値ラインである540円付近までの上昇が視野に入ってくるだろう。
懸念点としては現在日足ボリンジャーバンドが急速に縮小してきており、恐らく日足一目均衡表雲を挟んだ形でスクイーズとなる可能性がある点だ。この状態からエクスパンションとなれば大きな値動きに期待できるが、それは下落に関しても同様のため、日足中期HMAを下抜けした際は337円から300円付近までの下落も想定されることとなる。
これらの状況から、長期的には上昇基調を維持しているものの、下落リスクも内包した不安定な局面にある。そのため、現状は無理なエントリーは避け、重要なテクニカルラインでの値動きを慎重に見極めながら、次の方向性を判断していく段階に差し掛かっているといえる。
関連:メタプラネット株価は480円突破が焦点──中期押し目形成後の再上昇がロングチャンス!【2025年12月25日チャート分析】
関連:メタプラネットとは?ビットコイン保有企業を徹底解説【将来性はある?】
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




