ハードウェアウォレット大手のLedger(レジャー)は9日、東南アジアで販売店「CryptoBillis」からレジャーの製品を購入した利用者から、資金を失ったとの報告が寄せられており、調査していると公式サポートのXアカウントで明らかにした。予防措置として、調査結果が出るまで、同販売店にレジャー製品の販売と出荷をすべて止めるよう求めた。
レジャー、CryptoBillisで購入した利用者に初期設定を控えるよう呼びかけ
レジャーは、この販売店で過去90日以内に製品を購入した利用者に対し、次の対応を勧めている。
- まだ初期設定をしていない場合は、設定を始めない
- すでに設定した場合は、新しいシード(復元フレーズ)で設定した別のレジャー端末へ資産を移すことを検討する
同社は、調査の進展に応じて顧客に情報を伝えるとしている。質問は、公式サポートなど正規の窓口で受け付ける。
資金が失われた原因や、被害を受けた利用者の数、金額は明らかにしていない。
CryptoBillis、レジャーの正規販売店の一覧に掲載
レジャーの公式サイトにある正規販売店の一覧には、インドネシアのドメイン(.id)と「.com」のドメインで、「CryptoBilis」という販売店が掲載されている。
レジャーの投稿の表記はLが2つの「CryptoBillis」で、一覧の表記とは1字異なる。
同じ一覧には、東南アジアでは、インドネシアのN-Cryptのほか、タイやシンガポールの店舗なども載っている。
レジャーは公式サイトで、地域ごとの正規販売店の一覧を公開している。
