米フォールド、ストライプとビザ提携でBTCリワードカード発表──最大3.5%のビットコイン還元

水澤 誉往
7 Min Read
Fold公式Xより引用

ナスダック上場のビットコイン金融サービス企業Fold Holdings(フォールド・ホールディングス:FLD)は23日、決済プラットフォーム大手Stripe(ストライプ)およびVisa(ビザ)との提携により「Fold Bitcoin Credit Card(フォールド・ビットコイン・クレジットカード)」を発表した。日常の支出で最大3.5%のビットコイン還元が得られ、カテゴリ制限や入金要件なしに無制限でBTCを獲得できる。

リワード体系と特徴

ストライプ・イシューイングを基盤として発行されるクレジットカードは、すべての購入で即座に2%のビットコイン還元を提供。フォールド・チェッキング・アカウント利用時は追加1.5%で合計最大3.5%のリターンを実現する。

フォールドリワードネットワークではアマゾン、ターゲット、ウーバー、スターバックス、ドアダッシュなど数百ブランドで最大10%のビットコイン還元を受けられる。

フォールドのCEOウィル・リーブス氏は「管理すべきカテゴリやトークンは一切ない。すべての購入で自動的に本物のビットコインが獲得できる」とシンプルさを強調した。

業界パートナーの評価

ストライプのマネー・マネジメント責任者サティーシュ・クマール・スリニバサン氏は「複雑なプログラム管理なしに新商品を市場投入できる新しいコンシューマー向けイシューイングプロダクト」と評価。ビザの暗号資産責任者カイ・シェフィールド氏も「安全かつシンプルなビットコイン獲得手段」と歓迎した。

同社はこれまでに31億ドル超の取引処理と8,300万ドル相当のビットコイン還元を実現し、約1,500BTCを自社保有。今回のクレジットカードはトークンやステーキング階層を排除した「純粋なビットコイン還元」で、初心者から上級者まで対応する設計となっている。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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