エルサルバドルのビットコイン政策を担う機関「ザ・ビットコインオフィス」は29日、国家の戦略的ビットコイン準備金(SBR)が合計7,605.37BTC(約5億ドル・約800億円)に達したことを発表した。
30日にも1BTC追加購入、残高は7,606 BTCへ更新
ザ・ビットコインオフィスが共有したデータによると、直近7日間の増加量は+8.00BTC(約53万ドル・約8,476万円)、直近30日間では+31.00BTC(約206万ドル・約3.2億円)を記録。毎日1BTC
BTCずつ着実に積み上げるという、一貫した購入スタイルが維持されている状況だ。
公式ビットコイン管理サイト「bitcoin.gob.sv」の残高履歴データによると、30日にも1BTCの追加購入が確認されており、最新のSBR残高は約7,606.37BTCへと更新されている。残高履歴チャートは3月を通じて右肩上がりの階段状グラフが描かれており、購入ペースが途切れることなく続いていることを視覚的にも裏付けている。
世界の政府・国家のビットコイン保有量を集計するビットコイントレジャリーズによると、エルサルバドルのビットコイン保有量は現在世界5位に位置している。
1位のアメリカが328,372 BTCと圧倒的な首位を占め、以下、中国(190,000BTC)、イギリス(61,245BTC)、ウクライナ(46,351BTC)と続く中、エルサルバドルはこれらに次ぐ規模で存在感を示している形だ。

追跡対象となる13の政府機関が保有するビットコインの合計は649,853BTCで、総評価額は約432億ドル(約6.9兆円)に達している。また、各国政府が保有するデジタル資産におけるビットコインドミナンスは95.1%と、同通貨が各国の戦略資産として圧倒的な地位を占めていることも示されている。
毎日1BTCずつ粛々と積み重ねるエルサルバドルの姿勢は、国家レベルでの長期的なビットコイン戦略として世界の暗号資産(仮想通貨)市場からも注目を集め続けている。その保有残高の拡大は今後も続く見通しだ。
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