分散型取引所「dYdX」の手数料まとめ|手数料を安くする方法も解説

JinaCoin編集部
41 Min Read
この記事をざっくり言うと・・・
  • 分散型取引所(DEX)「dYdX」の手数料形態まとめ
  • 他の取引所との手数料比較あり
  • 手数料を抑えるための方法も解説

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分散型取引所(DEX)「dYdX」の手数料一覧

dYdXで発生する手数料は、主に以下の5つです。

入金手数料

dYdXの入金手数料は、入金方法によって異なります。入金方法は3つあり、それぞれで発生する手数料は以下のとおりです。

入金方法手数料
仮想通貨入金無料(ガス代は発生する)
フィアット入金1.99%
ガスレス入金 無料(ガス代も無料)

「フィアット入金」は日本円などの法定通貨で、USDCを購入(クレジットカード)して入金する方法です。ただ、フィアット入金では外部サービスの「Banxa」を経由する必要があるので、Banxa対応のクレジットカードでないと利用できないことに注意してください。

「ガスレス入金」は仮想通貨で入金する方法の1つで、一定金額以上をまとめて送金する場合に限りガス代が無料(dYdXが負担してくれる)になります。ガス代が無料になる金額は、以下の表の通りです。

初回入金500USDC以上
2回目以降1,000USDC以上

高額の入金にはなりますが、利用頻度が高い方はなるべく上記のラインを目安に送金すると良いでしょう。

出金手数料

dYdXでは出金方法が以下の2つ用意されており、それぞれ手数料が異なります。

別々に見ていきましょう。

通常出金

通常出金の場合、出金手数料は無料ですがイーサリアム上のガス代が発生してしまいます。dYdXはレイヤー2のDEXなのでレイヤー1に比べるとガス代は安いですが、それでも無料ではないので覚えておきましょう。

レイヤー2では、出金リクエストが処理されるまでかなり時間がかかるので、出金の際は余裕を持って行いましょう。

高速出金

高速出金は、dYdXが出金用に用意している資金を使ってイーサリアム上のアドレスに出金する方法です。着金までにかかる時間は数十分程なので、急いで出金したい時に活用しましょう。高速出金を行う際の手数料は、以下の通りです。

送金手数料 送金金額の0.1%
ガス代発生する

着金が早い反面、ガス代に加えて手数料が発生する方法なので、着金を急がない場合はなるべく通常出金を利用することをオススメします。

パーペチュアル取引手数料(取引手数料)

以前までは「30日間の取引量が10万ドル以下のユーザー」なら取引手数料が無料になっていましたが、2023年7月時点では既にそのキャンペーンは終了しています。そのため、取引を行う際には手数料が発生するので覚えておきましょう。dYdXの取引手数料は、30日間の取引手数料によって異なります。

30日間の取引量メイカー手数料テイカー手数料
100万ドル未満0.020%0.050%
100万ドル以上500万ドル未満0.015%0.040%
500万ドル以上1,000万ドル未満0.010%0.035%
1,000万ドル以上5,000万ドル未満0.005%0.030%
5,000万ドル以上2億ドル未満0%0.025%
2億ドル以上0%0.020%

他の取引所と比べて、VIPランクを上げるためのハードルが高いです。プロトレーダーではない限り、取引量に応じた手数料割引を受けるのは難しいでしょう。しかし、後ほど解説しますが、dYdXには他にも手数料割引制度が用意されているので安心してください。

精算手数料

dYdXでは、ポジションを清算する際に「1%」の清算手数料が発生します。つまり、パーペチュアル取引では「証拠金」と「清算手数料」の2つの支払いが必要になるということです。そのため、清算手数料を含めて支払える範囲内で取引を行うようにしましょう。

ファンディングレート【資金調達率】

ファンディングレート(資金調達率)とは、ポジションを保有している間に徴収される、または受け取れる手数料のことです。dYdXでは、ポジションを保有していると「8時間毎」にファンディングが発生します。

ファンディングレートはプラスかマイナスの%で表示され、自分が保有しているポジションによって手数料を支払うか受け取るかが決まります。具体的には、ファンディングレートがプラスの場合「ロングポジション」を保有している人からショートポジションを保有している人に手数料が支払われます。逆にレートがマイナスの場合は「ショートポジション」を保有している人から、ロングポジションを保有している人に手数料が支払われます。

プラスマイナス
ロング(買い)支払う受け取る
ショート(売り)受け取る支払う

この仕組みがある理由は、先物取引価格と現物価格の乖離を防ぐためです。以下で具体的に解説します。

例)これは仮想通貨に限った話ではありませんが、相場は『買い』注文が増えると価格が上がり、『売り』の注文が増えると価格が下がります。現在のように仮想通貨が右肩上がりの相場では『買い』注文が『売り』注文を大幅に上回っているため価格が上がり続けています。そうなってしまうと、市場のバランスが崩れて現物の価格とFXでの価格に大きな差が出てしまい、市場が決して健康的とは言えない状態になっているのです。

この需要と供給のバランスを整えるために、買い注文(ロング)が多い時はロングを減らすために、ロングのポジションを持っている人から手数料を徴収し、逆に売り注文(ショート)を増やすためにショートのポジションを持っている人に利息を払うようにしてバランスをとろうとします。

ポジションを持っているだけで手数料が発生することがあるので、随時チェックしておきましょう。dYdXのファンディングレートは、以下のリンクから確認できます。

dYdXファンディングレート確認ページ

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dYdXの手数料割引制度

dYdXには手数料割引制度がいくつか用意されているので、それぞれ解説していきます。

DYDXトークン保有で受けられる手数料割引

dYdXでは、ガバナンストークン「DYDX」の保有量によって、手数料割引を受けることができます。具体的な割引率は、以下の表の通りです。

DYDX保有量手数料割引率
≧ 1003.0%
≧ 1,0005.0%
≧ 5,00010.0%
≧ 10,00015.0%
≧ 50,00020.0%
≧ 100,00025.0%
≧ 200,00030.0%
≧ 500,00035.0%
≧ 1000,00040.0%
≧ 2500,00045.0%
≧ 5000,00050.0%

NFT「Hedgies」保有で受けられる手数料割引

dYdXは、ハリネズミがモチーフになっているオリジナルNFT「Hedgies」を発行しており、Hedgies保有者になるとdYdXの取引で手数割引が受けられるようになります。

NFT Hedgies
引用:Hedgies by dYdX

具体的には、先程解説したDYDXトークン保有による手数料割引のVIPランクが1段階上がるといったものです。例えば、100DYDXを保有していると3%の手数料割引が受けられますが、Hedgiesを保有していれば5%の手数料割引率にアップする、というイメージです。

HedgiesはNFTなので、当然マーケットプレイスで売却することも可能です。記事執筆時点でのフロア価格は「約8万円」の高額NFTなので、保有しておくことで転売利益を狙うことも可能です。dYdXで頻繁に取引する方は、購入を検討してみても良いかもしれませんね。

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当サイトのリンクからdYdXにアクセスし、取引を始めた方限定で「永久的にdYdXでの取引手数料が5%OFF」になるキャンペーンを現在開催しています。この手数料割引は、普通にdYdXの公式サイトから取引を始めた場合には受けられないキャンペーンなので、これから取引を始める方は是非ご活用ください。

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dYdXと他取引所の手数料比較

dYdXの手数料をざっくり理解したところで、以下の3つの手数料を他の取引所と比較していきます。

入金手数料

入金手数料を比較してみると、以下の通りです。

取引所名入金手数料
dYdX無料
pancake swap無料
ApeX Protocolチェーンによって異なる(変動あり)
Bybit無料
Gate.io無料
MEXC無料

ほとんどの取引所が無料であることが分かります。ただ、dYdXに限らず他の取引所でもガス代やマイナーへの手数料は発生するので、完全無料ではないことに注意してください。

出金手数料

続いて出金手数料です。

取引所名出金手数料
dYdX無料 (ガス代あり) ※高速出金の場合0.1%+ガス代
pancake swap無料 (ガス代あり)
ApeX Protocolチェーンにより異なる(送金はUSDCのみ)
Bybit0.0005BTC
Gate.io0.001BTC
MEXC0.0003BTC

出金手数料は、他の取引所に比べてdYdXの方が安いですね。また、同じデリバティブのDEXである「ApeX Protocol」は基本的にUSDCでしか出金できないことを考えると、DEXの中でも優位性があると言えるでしょう。

取引手数料

最後に取引手数料です。

取引所名メイカー(指値注文)テイカー(成行注文)
dYdX0.020~0%0.050~0.020%
pancake swap0.019〜0.02%0.0665〜0.07%
ApeX Protocol0.02%0.05%
Bybit0.0200~0%0.0550~0.0250%
Gate.io0.015~0%0.050~0.020%
MEXC0.020~0%0.060%~0.010%

取引手数料は他と比較して、安くもなく高くもないといった印象です。しかし、DYDXトークンの保有や、Hedgiesの保有などの適用ハードルが低い手数料割引があるので、それらを考えるとdYdXは手数料を押さえて取引しやすい取引所と言えるでしょう。

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dYdXの手数料・ガス代を抑える方法3選

dYdXは手数料の安いDEXですが、より手数料を抑える方法が3つあるので紹介していきます。手数料を安く抑える方法は、以下の通りです。

DYDXトークンやNFTのHedgiesを保有する

1つ目の手数料を抑えるコツは「DYDXトークンやNFTのHedgiesを保有する」です。先程の手数料割引制度で解説したように、DYDXやHedgiesを保有することで手数料を安く抑えられます。それぞれ将来性に期待できるものなので、値上がりに期待しつつ手数料割引を受けるために保有しておくと良いでしょう。

ガスレス入金を活用する

2つ目の手数料を抑えるコツは「ガスレス入金を活用する」です。ガスレス入金は基準金額が高いので、少額の取引をしている方には難しいかもしれません。ただ、そうではないという方は、基準金額以上の入金をまとめて行うようにし、ガス代を抑えることをオススメします。

ガスレス入金だとdYdXがガス代を負担してくれるので、無駄な手数料が発生しません。

イーサのガス代が安いタイミングを狙う

イーサのガス代が安いタイミングを狙う

3つ目の手数料を抑えるコツは「イーサのガス代が安いタイミングを狙う」です。dYdXはイーサリアム上のDEXなので、必然的に支払う手数料はイーサのガス代に左右されてしまいます。イーサリアムのガス代は日によってかなり高いので、取引や入出金の際はその日のガス代を調べるようにしましょう。

イーサリアムのガス代は、ethereumpriceで確認できます。

dYdXの手数料に関するよくある質問

Q
dYdXは「取引手数料が無料」と聞いたのですが、そのキャンペーンは終了したのでしょうか?
A

手数料が無料になるキャンペーンは、2023年7月時点では終了しています。

Q
dYdXでステーキングを行うことは可能ですか?
A

dYdXではステーキングが廃止されてしまったので、利用することはできません。

Q
dYdXのNFT「Hedgies」は、どのくらいの価格で購入できますか?
A

記事執筆時点で、約8万円程です。

OpenSeaのHedgies販売ページ

まとめ:dYdXの手数料

dYdXの手数料形態について解説しました。dYdXはDEXの1つですが、CEX(中央集権的取引所)と手数料が発生するタイミングは一緒です。ただ、dYdXはCEXとは違いイーサリアムのガス代高騰に大きな影響を受けるので、利用する際はその日のガス代に注意してください。

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