- リップル(XRP):日足雲上抜けと1時間足上昇継続で2.56ドル接近へ
- ビットコイン(BTC):1時間足下降再開と日足短期HMA割れで80,650ドル視野
- イーサリアム(ETH):3,000ドル突破と1時間足レジサポ成立なら3,200ドルへ
- チェーンリンク(LINK):4時間足雲上抜けと上昇ダウ形成で14.4ドル狙う展開
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲の上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.56ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.17ドル付近を推移している。4時間足では一目均衡表雲を上抜けたものの、日足一目均衡表雲が上値抵抗として作用し、短期的には方向感のない推移となっている状況だ。
ただし、日足中期HMAはすでに上抜けしており、短・中期的には日足一目均衡表雲の上抜けを試す局面と判断できる。だが、日足一目均衡表雲上端近辺には4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが重なっているため、上抜けにはボリンジャーバンドのエクスパンションを誘発する強い上昇圧が必要となる。今後、これらの条件を満たし、1時間足レベルで上昇トレンドが成立する場合、上値は2.56ドル付近までの上昇が視野に入るだろう
長期的には、2.56ドルは日足レベルでの戻り高値ラインとして意識される水準であり、この価格帯を明確に上抜けしない限り下落再開に転じるリスクは残る。したがって、短・中期で上昇を狙う戦略は有効だが、上昇の失速や急落リスクにも備えたポジション管理が必要だと考える。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを明確に上抜けせずに下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドを形成
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 80,650ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、87,250ドル付近で推移している。昨日から1時間足一目均衡表雲付近で下げ止まりが続いているが、上値は4時間足長期HMAに抑えられ、短期的には方向感に乏しい展開となっている。
4時間足長期HMAは中期的な転換点として機能しやすい抵抗帯であり、この水準を明確に上抜けできない限りは売り優勢の地合いと判断するのが妥当だ。
ただし、現在は日足短期HMAと1時間足・4時間足の各HMAに挟まれた位置にあり、方向感を欠きやすいため、売りのタイミングとしては1時間足レベルで下降トレンドを形成したうえで日足短期HMAを下抜けする局面が適切だと考える。この条件がそろう場合、短期的には直近安値の80,650ドル付近までの下落を想定できるだろう。
長期的には日足MACDがゴールデンクロスを形成しているため、上記の下落が発生したとしても、その後は横ばいの持ち合いへ移行する可能性が高い。ただし、日足レベルでは下降局面の押し目形成段階にあるとみられ、中期的には依然として売りが優勢の構図である。したがって、短期の反発があったとしても戻り売りを基本とする戦略が適切だと考える。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルでレジサポ転換、もしくは上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(3,200ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、2,920ドル付近を推移している。昨日3,000ドル手前まで上昇した後は方向感の乏しい値動きが続いているものの、4時間足長期HMAを上抜けた状態を維持している点は買い優勢を示す材料だ。また、4時間足MACDはプラス圏に位置し、日足MACDもゴールデンクロスを形成していることから、短期的には上昇を試しやすい地合いと判断する。
ただし、明確に上昇方向へ転換したと判断するためには、日足中期HMAの上抜けと心理的節目となる3,000ドル突破が必要となる。これらの条件を満たし、1時間足レベルでレジサポ転換あるいは上昇のダウ理論が成立する場合、上値は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近の3,200ドルが視野に入る。利確目安としてはこの水準が妥当であり、損切りはエントリー時点の直近安値を基準とするのが安全だ。
一方で、日足レベルでは依然として下降トレンドの押し目形成段階にあるとみられ、上昇した場合でもその動きは中期の下落波に対する調整と捉えることができる。改善傾向が見られるとはいえ、売り圧が完全に解消された状況ではないため、ロングを狙う場合には深追いを避け、急落リスクを前提としたポジション管理が求められる。
チェーンリンク(LINK)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲を上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(14.2ドルから14.4ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
チェーンリンク(LINK)は現在、12.9ドル付近を推移している。11月21日に11.6ドル付近まで下落した後は緩やかな反発基調が続き、本日は日足中期HMAを上抜けする動きを見せた。
現状、日足短期・中期HMAを上抜けしていることにより上昇に転じる前段階として評価できるが、依然として4時間足では一目均衡表雲の内部に位置しており、明確な方向感には欠ける状態だ。
ロングを検討するためには、まず4時間足一目均衡表雲の上抜けが重要条件となる。これが成立し、さらに1時間足レベルで上昇のダウ理論が確認できる場合、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近である14.2ドルから14.4ドル付近が上値目標することができるだろう。
しかし、日足レベルで売り圧は低下しつつあるものの、チャート全体としては下降トレンドの押し目形成が続いている構図である。したがって短・中期の上昇を狙う戦略は有効ながらも、上値での失速リスクや急落の再開には警戒が必要だ。上昇を狙う場合もポジションサイズを抑え、リスク管理を徹底しながら対応すべき局面だと判断する。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7
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