- リップル(XRP):4時間足長期HMA付近で反落なら下落再開、1.82ドルが焦点
- ビットコイン(BTC):90,000〜89,000ドル突破で上昇継続、93,500ドルが目安
- イーサリアム(ETH):4時間足長期HMAで反落し1時間足長期HMA割れなら2,500ドル試す
- ソラナ(SOL):1時間足下降ダウ成立で下落再開、109ドル付近まで余地
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA、日足短期HMA付近で反発し下落に転じる
- 日足短期HMA及び1時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで可能のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1.82ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.05ドル付近を推移している。昨日は強い反発によって日足短期HMAを上抜けたものの、その後は買い圧が鈍化し、横ばいの展開へ移行している。短期的には上昇の勢いが続きにくい状態で、上値の重さが意識される局面だ。
価格の上部には4時間足長期HMAと日足短期HMAが位置し、さらにその上には4時間足一目均衡表雲や4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが控えている。このチャート配置から、中期的には下落圧が依然として残り、昨日の上昇は一過性である可能性が高いと判断できる。今後はこれらの抵抗帯付近で反落し、日足短期HMAおよび1時間足長期HMAを下抜き、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立する場合、1.82ドル付近までの下落を狙ったショートエントリーが妥当になる。
長期的にも明確な下げ止まりの根拠がないため、引き続き売り目線を維持するのが合理的だ。特に日足中期HMAを明確に上抜けするまでは弱気優勢の展開とみるべきで、次の主要な下値目安としては1.6ドル付近までの調整を視野に入れた戦略を準備しておく必要があるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 90,000ドルから89,000ドル付近の抵抗帯と4時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベル、もしくは4時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足中期HMAから93,500ドル付近
- 損切り目安:
- 90,000ドル直下、もしくはエントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、87,400ドル付近を推移している。21日に80,650ドル付近まで下落した後は反発が継続し、短期的な上昇基調となっている。日足短期HMAを上抜けたことで短期の下落圧は後退しており、足元では1時間足ベースの戻り高値更新が意識される状況にある。
ただし、価格上部には90,000ドルから89,000ドルの抵抗帯に加え、4時間足長期HMAが重なるため、中長期的な下落圧は依然として残る構図だ。よってロングエントリーは、1時間足もしくは4時間足で上昇のダウ理論が成立し、この抵抗帯と4時間足長期HMAを明確に突破することが条件となる。これらを上抜けた場合、短期的には日足中期HMAから93,500ドル付近までの戻り上昇を狙いやすい展開となるだろう。
一方で、4時間足長期HMAを突破したとしても、その直上には4時間足一目均衡表雲が控えており、日足では下降トレンドの押し目形成段階にすぎない。このためロングは追随しすぎず、損切りは90,000ドル直下あるいはエントリー時点の直近安値を基準に、リスク管理を徹底する必要がある。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA付近で下落に転じる
- 1時間足長期HMAを下抜
- 時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから2,500ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、2,860ドル付近を推移している。21日に4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドで反発して以降は小幅な上昇を続け、日足短期HMAを上抜けたことで短期的な下落圧はやや後退している。ただし、直近は横ばいの値動きが目立ち、上方向への勢いは限定的な状態だ。
上値には4時間足長期HMA、4時間足一目均衡表雲、そして日足中期HMAが連続して位置しており、これらが強い抵抗帯となっている。よって中期目線では依然として戻り売り優勢の展開と判断できる。具体的には4時間足長期HMA付近で反落し、1時間足長期HMAを下抜いて1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合、ショートエントリーを検討する局面となる。下値の目安は4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから2,500ドル付近までを想定したい。
長期的には、現在の価格帯から2,500ドルまでの間で日足中期HMAを一時的に上抜けし、深い押し目を形成する展開に移行する可能性もある。この場合、短期的に上昇を狙う局面が生じるが、中長期的には再び下落に転じ、2,380ドルや2,100ドル付近までの調整を想定した戦略を準備しておくべきだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを上抜けできず下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 日足短期HMAおよび4時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 109ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは日足短期HMAまたは4時間足長期HMA直上
ソラナ(SOL)は現在、132ドル付近を推移している。21日夜に4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドを突き抜ける形で121.5ドル付近まで急落した後は反発が続き、短期的な上昇基調となっている。足元では4時間足長期HMAを上抜けているものの、過去の値動きでは、同様に上抜け後に日足中期HMA付近で反落し安値更新を繰り返してきた点が意識される。
このため、今回も日足中期HMAを明確に上抜けするまでは売り目線を継続し、短期的な戻り売りのチャンスを待つ展開が妥当だ。具体的には1時間足レベルで下降トレンドが成立し、日足短期HMAおよび4時間足長期HMAを下抜けする局面がショートエントリーポイントとなる。これらの条件が揃い、さらに4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションへ向かうなら、109ドル付近までの下落余地を見込める。
一方で、現在価格付近から日足中期HMAを上抜ける場合や、下落に転じても安値更新が行われない場合には、長期的な押し目形成へ移行する可能性がある。その場合は短期的に買いを検討できる場面も生じるが、中長期的には再下落を想定しつつ次の戦略を準備しておく必要があるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7
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