- リップル(XRP):1時間足で下落トレンド形成後、2.25ドルまでの下落を視野
- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMAを維持できれば111,700ドルを目指す展開
- イーサリアム(ETH):日足短期HMAを割り込み3,700ドルまでの下落シナリオ
- フロキ(FLOKI):1時間足下降トレンド継続なら0.0000612ドルまで下落余地
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下落トレンドを形成
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.25ドル付近)
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.40ドル付近を推移している。昨日から4時間足長期HMAで上値を抑えられる展開が続いており、上昇の勢いは限定的だ。1時間足では一時的な持ち合いが続いているが、全体的には上値の重い推移となっている。
4時間足ではMACDがゴールデンクロスとなっているものの、依然としてマイナス圏に位置しており、上昇転換には至っていない。日足では日足中期HMAを上抜けできない限り、下降トレンドの押し目形成局面と判断でき、短期的にも売り優勢の相場構造が続くとみられる。したがって、1時間足で下落トレンドを形成し、日足短期HMAを明確に下抜けした場合は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近の2.25ドル近辺までの下落を狙う戦略が有効だ。
ただし、4時間足長期HMAを上抜けし、1時間足レベルで上昇トレンドが明確になった場合は、反発局面への移行も視野に入る。その際は、日足中期HMA付近までの戻りを想定した短期ロングも検討余地があるが、基本スタンスとしては戻り売り優先としたい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを下抜けしない状態で1時間足以下で上昇の府ダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 111,700ドルもしくは4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、110,500ドル付近を推移している。短期的には上昇基調を維持しており、1時間足では一目均衡表雲を上抜けした後、同雲上端付近での反発を確認している。
4時間足でも一目均衡表雲を上抜けたのち、雲上端で支えられる値動きとなっており、雲上での推移が維持できれば反発が続く可能性が高い。したがって、1時間足中期HMAを明確に下抜けしない限り、短期上昇の流れが続くとみられ、上値目標は111,700ドルおよび4時間足長期HMA付近となる。
日足では下降の押し目形成中と判断できるチャート構成であり、4時間足長期HMAを超えられない限りは戻り売り圧が残る展開といえる。また、111,700ドルのレジスタンスは依然として強く、上抜けに失敗すれば再度の押し戻しも想定される。そのため、ロングを取る場合は短期優先の戦略が妥当で、1時間足中期HMAを下抜けした場合は早期撤退を意識したい。急落リスクを想定し、直近安値を損切りラインとするリスク管理が必要だ。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドを形成
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(3,700ドル付近)
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、3,885ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAを一時上抜けしたものの、その後は同HMAを下限とした横ばい推移が続いている。1時間足では方向感に欠ける展開だが、上値が重く、下降の兆しが見られ始めている。
4時間足では下降トレンドの形が一時的に崩れているものの、上部には日足中期HMAが控えており、依然として戻り売り優勢の構図といえる。したがって、1時間足で下降トレンドを形成し、日足短期HMAを明確に下抜けした場合には、短期的に4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近の3,700ドル近辺まで下落する可能性が高い。
その後、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションを伴う動きを見せた場合、下値拡大の展開も視野に入る。特に3,670ドルを下抜けした場合は、日足ベースで下落余地が広がり、3,400ドル付近までの下落シナリオが有効となる。上方向への戻りを狙うよりも、戻り売りを軸とした中期ショート戦略が有効な局面だ。
フロキ(FLOKI)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000612ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
フロキ(FLOKI)は現在、0.0000740ドル付近を推移している。昨日から日足中期HMAと4時間足長期HMAの間に挟まれる形となっており、短期的には方向感に欠ける推移が続いている。
しかし、日足レベルでは依然として下降トレンドの押し目形成中と判断でき、明確に日足中期HMAを上抜けして中期的な上昇トレンドを形成するまでは、売り目線で相場を判断するのが妥当だ。したがって、今後4時間足長期HMAを価格が下抜けし、1時間足で下降トレンドを形成しながら日足短期HMAを下抜けした場合は、短期的に0.0000612ドル付近を目標としたショート戦略が有効とみられる。
長期的には、0.0000612ドル付近のサポートを下抜けした場合は、日足ベースで売り圧が強まり、長期的には0.0000454ドル付近までの下落余地が生じる可能性がある。一方、今回下落とならず逆に4時間足長期HMAを上抜けした場合は反発局面への転換を警戒すべきで、リスク管理を重視しつつ、日足中期HMA付近までの戻りを狙う短期ロングを検討する選択肢も残されている。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




