- リップル(XRP):1時間足の下降ダウ成立と4時間足ボリンジャーバンド拡大で、2.70ドルを試す展開
- ビットコイン(BTC):4時間足一目均衡表雲で反発後、1時間足雲上抜けなら短期ロングが有効
- イーサリアム(ETH):日足短期HMAと1時間足長期HMAを上抜けし、上昇ダウ成立で4,765ドルを目指す動き
- ぺぺコイン(PEPE):1時間足中期HMA下抜けと下降ダウ成立で、0.00000885ドル付近まで下落余地
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで可能のダウ理論が成立
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.7ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.85ドル付近を推移している。昨日は1時間足中期HMAを上抜けして一時的な上昇を見せたが、4時間足長期HMAで上値を抑えられ、その反動で1時間足中期HMAを再び下抜けした。これにより、4時間足レベルで下降トレンドが成立している状況だ。
短期的には、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立し、同時に4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンション(拡大)が確認できれば、2.7ドル付近までの下落が想定される。
長期的には、2.7ドルが重要なサポートラインとなる。日足では高値切り下げの形状が続いており、この水準を明確に下抜けした場合は下落圧が強まり、2.34ドル付近までの調整も視野に入る展開となるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲で反発し1時間足一目均衡表雲を価格が上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1時間足長期HMAから日足ボリンジャーバンドアッパーバンド
- 損切り目安:
- 1時間足一目均衡表雲上端の直下
ビットコイン(BTC)は現在、121,950ドル付近を推移している。1時間足では中期HMAを下抜けし、短期的に下降トレンド形成の動きが見られる。しかし、4時間足一目均衡表雲や日足長期HMAが下部に控えており、これらの水準で反発すればトレンド形成は一時的な失敗に終わる可能性がある。
短期的には、価格が4時間足一目均衡表雲で下げ止まり、1時間足一目均衡表雲を上抜けした場合に反発の勢いが強まり、1時間足長期HMAから日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの上昇を狙う展開となるだろう。損切りは1時間足一目均衡表雲上端の直下に設定するのが妥当である。
一方で、日足短期HMAを明確に上抜けできない限り、中長期的な上昇再開とは言い難い。現状では日足短期HMA付近に4時間足および日足のボリンジャーバンドが重なっており、上抜けたとしても上値余地は限定的と考えられる。また、日足中期HMAと長期HMAのゴールデンクロスも未成立であることから、上昇トレンド再開には時間を要する局面といえる。よって、当面は日足長期HMAを下限とするレンジ的推移を想定しつつ、短期上昇の局面を丁寧に拾う戦略が有効だ。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAと1時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドから4,765ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,450ドル付近を推移している。日足一目均衡表雲を一時的に上抜けたものの維持できず、反落して日足長期HMAおよび4時間足一目均衡表雲付近で下げ止まる動きとなっている。これらの水準での反発が確定すれば、上昇の可能性は残されていると判断できる。
短期的には、日足短期HMAと1時間足長期HMAを上抜けし、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば上昇転換のシグナルとなる。その場合、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドから4,765ドル付近までの上昇が期待される。
中長期的には、4時間足ボリンジャーバンドの収縮などから、日足レベルではまだ上昇の勢いが整っていない状況だ。そのため現時点では、反発の強さと日足短期HMAの位置関係を確認しつつ、上昇の流れが継続できるかを見極める段階といえる。
ぺぺコイン(PEPE)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.00000885ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上
ぺぺコイン(PEPE)は現在、0.00000940ドル付近を推移している。0.00000885ドル付近で一時的に下げ止まり、短中期的に上昇傾向を見せていたが、日足一目均衡表の雲上限で上値を抑えられ、再び下落優勢の展開となっている。
現状では1時間足中期HMAで反発しているが、直近では4時間足長期HMAを超えられずに下落しており、下落圧が依然として強いことが確認できる。そのため今後、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立し、1時間足中期HMAを明確に下抜けた場合、4時間足ボリンジャーバンドが拡大しながら0.00000885ドル付近までの下落が進行する可能性が高い。
長期的には、高値切り下げが成立していることから、日足レベルで直近安値である0.00000855ドルを下抜けした場合は、下落圧がさらに強まり、次の節目として意識される0.0000083ドル付近までの下落を想定しておく必要があると思われる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7