- リップル(XRP):1時間足長期HMA付近から反落すれば2.67ドルを試す展開
- ビットコイン(BTC):1時間足雲起点で下落再開なら110,700ドルを目指す
- イーサリアム(ETH):日足長期HMA割れで3,900ドルまで下落の可能性
- ボンク(BONK):1時間足雲から下落転換で0.000019ドルを狙う動き
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲付近から下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.000019ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.82ドル付近を推移している。昨日の急落で一時2.67ドルまで下落したが、その後は大きく反発し、2.86ドル付近をレジスタンスとした短期的な横ばい局面となっている。
現状では4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けているため短期的に売られすぎの状態にあるものの、日足レベルで安値を更新しており、中期的には売り圧力が強いと判断できる。そのため今後1時間足長期HMA、もしくは日足短期HMA付近で押し目を形成した後に下落へ転じ、1時間足で下降トレンドが成立した場合、再び2.67ドル付近まで下落する可能性が高いだろう。
長期的には2.67ドル付近に日足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置しており、現状では日足レベルの下降トレンドは未成立である。このため2.67ドル付近が下限と推測できるが、今後日足レベルで下降のダウ理論が成立するならば、さらに下落が進む可能性もあると想定しておくべきだと思われる。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲付近を起点に下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら日足中期HMAを明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 110,700ドル付近
- 損切り目安:
- 日足中期HMA直上
ビットコイン(BTC)は現在、112,400ドル付近を推移している。昨日午後には4時間足長期HMAを下抜けして急落し、直近では日足中期HMA付近で支えられている状況だ。現状では急落により4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けた局面にあり、1時間足MACDからは短期的な下落圧の減少が確認できる。
ただし4時間足レベルでは下降トレンドのチャート配置が明確で、4時間足ボリンジャーバンドの拡大も進んでいるため、今後1時間足一目均衡表雲付近を起点に下落へ転じ、1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら日足中期HMAを明確に下抜ければ、短期的には110,700ドル付近までの下落が狙えると推測する。
さらに中長期的には、上述の下落シナリオが展開すれば、日足で確認できる安値ライン107,400ドル付近まで下値余地が広がる可能性が高いだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲付近で押し目形成後下落に転じる
- 日足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,900ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,170ドル付近を推移している。昨日の急落では一時的に日足で確認できる安値4,065ドルを割ったが、その後は4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けた反動で反発し、現在は日足長期HMA直上で停滞している。
現状4時間足レベルでは下降トレンドのチャート配置が明確であり、一時的とはいえ日足安値を割り込んだことで下落圧は依然として強いと考えられる。そのため1時間足一目均衡表雲付近までの戻りを経て短期的な売られすぎが解消され、日足長期HMAを下抜けして1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合、短中期的には3,900ドル付近までの下落余地があると判断する。
長期的には現時点で下落トレンドが確定しているわけではないが、上述の下落シナリオが展開し、日足レベルで下降の押し目を形成する展開となれば、本格的な売り相場に移行する可能性が高まると推測する。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲付近から下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.000019ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ボンク(BONK)は現在、0.000020ドル付近を推移している。21日に4時間足長期HMAを下抜けて以降は下落基調が続き、昨日の急落で日足中期HMAも割り込み、日足レベルでも売り圧が意識される状況だ。
現状は急落により4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けており、短期的に自律反発を挟む可能性はある。しかし4時間足ボリンジャーバンドの拡大が続き、4時間足の下降トレンド構図は維持されていると判断する。そのため1時間足一目均衡表雲付近への戻り後に下落へ転じ、1時間足で下降トレンドが成立した場合、日足で意識される直近安値0.000019ドル付近までの下落を狙えるだろう。
長期的には日足で明確な下降トレンドは未成立であるが、0.000019ドルを明確に下抜けし、日足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、0.0000135ドル付近まで下落するシナリオも想定しておくべきだと思われる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7