- リップル(XRP):日足短期HMA付近から下落開始で2.5ドル目安
- ビットコイン(BTC):107,600〜107,400ドル帯を下抜けなら101,500ドル視野
- イーサリアム(ETH):1時間足中期HMAを超えずに下落すれば4,065ドル目標
- ソラナ(SOL):4時間足長期HMA上抜け失敗で185ドル付近まで下落
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMA付近から下落を開始
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.5ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.77ドル付近を推移している。昨日夕方には一時的に大きく上昇したものの、その後反落し再び昨日の安値付近で反発する展開となった。
短期的には1時間足・4時間足のMACDから下落の勢いがやや減少していると読み取れるが、日足では一目均衡表雲を下抜けした状態にあり、さらに昨日の下落では直近安値を一時的に割り込んでおり、中長期的には依然として下落圧力が残っていると判断できる。
そのため今後、日足短期HMA付近から再度下落の値動きとなり、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立すれば、日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近である2.5ドル付近までの下落が視野に入るだろう。
長期的には、日足のチャート配置は完全に下降トレンドが確定しているわけではないが、日足一目均衡表雲や日足長期HMAを明確に上抜けできない限り売り優勢の流れが続くと考えられる。その場合、段階的に2.34ドルまでの下落を続ける可能性が高い。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 中期的押し目を形成し107,600ドルから107,400ドル付近のサポート帯を下抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 101,500ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、109,000ドル付近を推移している。昨日、日足で意識される107,600ドルから107,400ドルのサポート帯を2度試したが明確に抜けられず、短期的には横ばいの値動きとなった。
しかし、上値には日足一目均衡表雲や日足中期HMA、さらに4時間足長期HMAや雲が控えており、これらを上抜けできずに押し目を形成する展開では、再び107,600ドルから107,400ドルのサポート帯を試す可能性が高い。この帯を下抜けし、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら1時間足レベルで下降トレンドが成立した局面では、短中期的に101,500ドル付近までの下落を見込めるだろう。
長期的には、下落が101,500ドルを割り込み、心理的節目である10万ドルを維持できない場合、日足レベルで下降の波が明確となると思われるため、9万ドル割れを視野に入れる必要があるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMA付近から下落を開始
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.5ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,300ドル付近を推移している。昨日には1時間足レベルで下降の流れを形成しながら4,200ドル付近まで下落し、その後は若干の反発を見せている。
現状のチャート配置では下落優勢であり、現在の反発は短期的な押し目と判断できる。今後1時間足中期HMAを上抜けしないまま下落へ転じ、さらに4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴って1時間足短期HMAを下抜けすれば、4,065ドル付近までの下落が視野に入るだろう。
ただし、今回反発した4,200ドル付近には4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置しており、このラインで再び反発する可能性もある。そのため、ショートポジションはバンドのエクスパンションを確認した後に持つのが無難である。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを上抜けせずに下落に転じ、4時間足一目均衡表雲を下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 185ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ソラナ(SOL)は現在、199ドル付近を推移している。本日、4時間足一目均衡表雲を下抜けしようとしたが反発され、再び現在価格付近まで戻している。この値動きにより短期的な下落圧はやや和らいだと推測される。
しかしながら、4時間足レベルでの下落基調は崩れていないことから、今後4時間足長期HMAを上抜けできずに4時間足一目均衡表雲を明確に下抜けし、さらに1時間足レベルで下降のダウ理論が成立すれば、185ドル付近までの下落が見込めるだろう。
一方で長期的には依然として買い目線が優勢であり、トレンドの完全な転換が確認されているわけではない。そのため、リスク管理を徹底し、確実なエントリーと早めの利確を意識することが重要である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7