- リップル(XRP):3.0ドルを下抜ければ下落加速の可能性
- ビットコイン(BTC): 短期下落トレンド継続、116,000ドルが下値ターゲット
- イーサリアム(ETH):中期的に再上昇も視野、短期は戻り売り優勢
- ソラナ(SOL):上昇再開で210ドル突破を試す動き
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲下端・日足一目均衡表雲上端を下抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足一目均衡表雲下端付近(2.8ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、3.09ドル付近を推移している。昨日3.3ドル付近で上昇が失速し、1時間足一目均衡表雲を下抜け。その後、米財務長官の「ビットコインを追加購入する計画はない」との発言を受けて売りが加速し、日足および4時間足一目均衡表雲付近まで下落した。
現状下げ止まりと思われる4時間足一目均衡表雲下端・日足一目均衡表雲上端ラインは直下に3.0ドルの節目と4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置しており、ここが短期的な下限となる可能性がある。ただし、各時間足のMACDが示すモメンタムは依然として下落優勢であり、この下限を割り込む展開となれば4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら売り圧が急増するリスクが高い。
戦略としては、4時間足一目均衡表雲下端および日足一目均衡表雲上端を明確に下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立したタイミングでのショートが有効だ。この場合、短中期的には日足一目均衡表雲下端付近(2.8ドル付近)までの下落が見込める。
さらに、長期的にも日足短期・中期HMAの位置関係から下落優勢が続く可能性があり、条件が揃えば日足長期HMAを割り込み、2.3ドル付近までの下落シナリオも視野に入れておくべき局面である。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成
- 4時間足一目均衡表雲上端及び4時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 116,000ドル付近
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲上端、もしくは4時間足長期HMA直上
ビットコイン(BTC)は現在、118,250ドル付近を推移している。昨日の高値更新後に急落し、前日の上昇分を全て打ち消す値動きとなった。米財務長官が「ビットコインを追加購入する計画はない」と発言したことが市場心理を冷やし、21時頃に急落。結果として日足短期HMA・中期HMAの双方を下抜けしている。
現在は4時間足一目均衡表雲上端付近で下げ止まりを見せており、ファンダメンタルズ要因による急変動は一旦落ち着いたと推測される。しかし、4時間足レベルでは依然として下落圧力が残り、1時間足レベルでも下降のダウ理論が成立する可能性が高い状況だ。短期的には売り目線を優先すべき局面と言える。
戦略としては、1時間足中期HMA付近で押し目を形成し、その後4時間足一目均衡表雲上端および4時間足長期HMAを下抜けする展開でのショートエントリーが有効だろう。この場合、日足一目均衡表雲上端付近である116,000ドルが利確目安となる。ただし、現在の価格帯は1時間足と4時間足、さらに日足雲の間に位置しており、中期的には上昇再開のシナリオも残るため、双方向のシナリオを想定して柔軟に対応する必要がある。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成
- 日足短期HMA、1時間足一目均衡表雲を下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,350ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA、もしくは1時間足一目均衡表雲下端の直上
イーサリアム(ETH)は現在、4,565ドル付近を推移している。昨日4,775ドル付近で上昇が抑えられた後、短期的な下落に転じ、1時間足一目均衡表雲および日足短期HMA付近で下げ止まりの値動きを見せている。
現状、1時間足MACDがマイナス圏で推移し、短期的な下落圧力が継続している。また、4時間足MACDでは急激な上昇モメンタムの減少が確認でき、買い優勢から売り優勢への地合い転換が進みつつあると判断できる。短期目線では下落方向へのシナリオが優先される局面だ。
戦略としては、1時間足中期HMA付近で押し目を形成後、日足短期HMAおよび1時間足一目均衡表雲を明確に下抜けしたタイミングでのショートが有効である。この動きが成立すれば、4,350ドル付近までの下落が視野に入る。
中長期的には、下落後に4時間足一目均衡表雲上端で価格が支えられる展開となれば再び上昇トレンドへ転じる可能性も残されているため、売りポジションの保持期間や利確タイミングには注意が必要だ。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期・長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 210ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、193.6ドル付近を推移している。昨日210ドルまで上昇した後、米財務長官による「ビットコインを追加購入する計画はない」との発言をきっかけに売りが優勢となり、おとといの上昇分を打ち消す下落を見せ、日足短期HMA付近まで値を下げた。
現状、1時間足レベルでは上昇トレンドが一旦終了しているものの、日足短期HMAと1時間足一目均衡表雲に支えられ、さらに価格直下には4時間足長期HMAと日足中期HMAが位置している。このため、4時間足レベルでは上昇のダウ理論が崩れておらず、中期的には上昇継続を見込めるチャート配置といえる。
戦略としては、今後1時間足中期・長期HMAを明確に上抜けし、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立したタイミングでのロングが有効である。この場合、短期的には210ドルまでの上昇が期待できる。
長期的には、210ドル付近には4時間足および日足ボリンジャーバンド上限が控えており、一旦は横ばいのレンジ相場に移行する可能性が高い。ただし、日足中期HMAに支えられつつ210ドルを突破する動きが確認されれば、次の上値目標である220ドル突破の展開も視野に入るだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7