ビットコイン、景気後退懸念で一時93,000ドル割れ【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL

JinaCoin編集部
26 Min Read
本日の分析ポイント
  • ビットコイン(BTC):93,000ドル割れから反発、長期HMA上抜けで10万ドル視野
  • イーサリアム(ETH):反発も日足雲内で方向感欠く、短期ロングは慎重に
  • リップル(XRP):2.3ドル付近で反発なら2.5ドルまでの上昇に期待
  • ソラナ(SOL):押し目固め継続中、短期HMA上抜けなら180ドルも
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ビットコイン(BTC)チャート分析

ビットコイン(BTC)-日足チャート分析-2025年5月1日
ビットコイン日足チャート 2025年5月1日
ビットコイン(BTC)-4時間足チャート分析-2025年5月1日
ビットコイン4時間足チャート 2025年5月1日
ビットコイン(BTC)-1時間足チャート分析-2025年5月1日
ビットコイン1時間足チャート 2025年5月1日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(中・長期)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 4時間足長期HMA付近で日足長期HMAを上抜け
    • 1時間足レベルで上昇トレンドが成立しつつ日足短期HMAを上抜け
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 日足ボリンジャーバンドアッパーバンド、もしくは100,000ドル付近
  • 損切り目安:
    • エントリー時点での直近安値

ビットコイン(BTC)は、4月30日に発表された米国の第1四半期GDP速報値が3年ぶりのマイナス成長となった影響で、一時93,000ドルまで下落した。しかし、その後は4時間足一目均衡表雲に支えられる形で反発し、再び上昇に転じている。

現在のチャート構造では、日足長期HMAが上値を抑えるレジスタンスとなっているが、価格は4時間足一目均衡表雲に支えられつつ、上方へのブレイクを狙う展開となっている。今後、価格が4時間足長期HMA付近で日足長期HMAを上抜け、1時間足レベルで上昇トレンドが明確になれば、ロングエントリーの有力なタイミングとなる。

利確の目安は100,000ドル付近、または日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを想定し、損切りはエントリー時点での直近安値で設定するのが適切だろう。

なお、米経済への不安感が一段と高まった場合は、4時間足長期HMAを明確に下抜けるリスクも考慮すべきであり、その場合は92,000ドル付近を下限とする新たなレンジ相場への移行に注意したい。

イーサリアム(ETH)チャート分析

イーサリアム(ETH)-日足チャート分析-2025年5月1日
イーサリアム日足チャート 2025年5月1日
イーサリアム(ETH)-4時間足チャート分析-2025年5月1日
イーサリアム4時間足チャート 2025年5月1日
イーサリアム(ETH)-1時間足チャート分析-2025年5月1日
イーサリアム1時間足チャート 2025年5月1日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(短期目線・非推奨)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 1,750ドル付近で反発を確認
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 1,850ドル付近
  • 損切り目安:
    • 1,750ドル直下

イーサリアム(ETH)は、4月30日の米国GDP速報値(前期比年率0.3%減)による一時的な下落を経て、4時間足一目均衡表雲に支えられながら反発を見せている。日足では依然として上昇基調を維持しており、中長期的にはポジティブな地合いといえる。

しかし現状、日足レベルの上昇基調は維持されているものの、日足中期HMAや4時間足長期HMAと価格との乖離が大きく、日足ベースでの力強い上昇再開にはやや時間を要する局面といえる。そのため、価格は4時間足一目均衡表雲に支えられつつも、1,850ドル付近がレジスタンスとなり、当面は横ばい推移が続く可能性が高い。

直近では、1,750ドル付近までの押しで反発が確認できれば、短期的に1,850ドル付近までの上昇を狙うロングエントリーも選択肢となる。ただし、日足一目均衡表雲に価格が突入しており、4時間足レベルでの方向感が明確でないため、積極的なエントリーは非推奨と言える相場だ。

リップル(XRP)チャート分析

リップル(XRP)-日足チャート分析-2025年5月1日
リップル日足チャート 2025年5月1日
リップル(XRP)-4時間足チャート分析-2025年5月1日
リップル4時間足チャート 2025年5月1日
リップル(XRP)-1時間足チャート分析-2025年5月1日
リップル1時間足チャート 2025年5月1日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(中期目線)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 4時間足長期HMAと日足短期HMAが交差する付近で2.3ドル、日足一目均衡表雲を上抜け
    • 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 2.5ドル付近
  • 損切り目安:
    • エントリー時点での直近安値、もしくは2.3ドル直下

リップル(XRP)は、4月30日の米国GDP速報値(前期比年率0.3%減)発表を受けて一時的に下落したものの、4時間足長期HMA付近で反発。現状、4時間足長期HMAを下回らない限り、中期的な上昇目線は継続と判断できる。

注目すべきは、4時間足長期HMAと日足短期HMAが交差する2.3ドル~2.2ドルの価格帯であり、このゾーンを上抜け、なおかつ日足一目均衡表雲を明確に抜けるようであれば、上昇トレンド再開の可能性が高まる。加えて、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば、ロングエントリーの根拠がより強まるだろう。

一方で、4時間足長期HMAを明確に下抜けた場合には、日足中期HMAを下限とした横ばい相場へ移行する可能性もあり、シナリオ分岐には注意が必要である。

ソラナ(SOL)チャート分析

ソラナ(SOL)-日足チャート分析-2025年5月1日
ソラナ日足チャート 2025年5月1日
ソラナ(SOL)-4時間足チャート分析-2025年5月1日
ソラナ4時間足チャート 2025年5月1日
ソラナ(SOL)-1時間足チャート分析-2025年5月1日
ソラナ1時間足チャート 2025年5月1日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(中期目線)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 日足短期HMAを上抜け
    • 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
    • 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 180ドル付近もしくは日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
  • 損切り目安:
    • エントリー時点での直近安値

ソラナ(SOL)は、4月30日の米国GDP速報値(前期比年率0.3%減)の影響を受け一時的に下落し、4時間足長期HMAを下抜ける場面もあったが、4時間足長期HMAをすぐに上抜けし、押し目として機能している。現在は、日足長期HMA付近を上限とした抵抗帯での攻防が続き、方向感に欠ける展開となっている。

ただし、4時間足長期HMAを下抜けない限りは上昇トレンド継続と判断され、現状は押し目を固めながらの上昇再開を模索していると見られる。そのため、今後日足短期HMAを上抜ける展開となり、さらに4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認され、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立するようであれば、ロングエントリーの好機となるだろう。

一方、4時間足長期HMAを明確に下抜けた場合は、たとえ日足長期HMAを上抜けたとしてもその後の上昇は限定的となり、中長期的な押し目形成が続く展開を想定すべき局面である。

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チャート設定(使用インジケーター一覧)
  • ハル移動平均線
    • 20EMA:ピンク(短期HMA)
    • 80EMA:水色(中期HMA)
    • 320EMA:緑(長期HMA)
  • ボリンジャーバンド
    • 1時間足:期間200、偏差2.5
    • 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
  • 一目均衡表(雲のみ表示)
    • 転換線:9
    • 基準線:26
    • 先行スパン:52
  • ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
    • 短期EMA:9
    • 長期EMA:17
    • シグナル:7

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