- ビットコイン(BTC):横ばい相場を経て、95,500ドル突破なら上昇再開も視野
- イーサリアム(ETH):雲下端上抜けと短期トレンド転換で1,880ドル狙い
- リップル(XRP):雲上端反発なら短期上昇へ。雲内滞在には要注意
- ソラナ(SOL):複数のテクニカル重なりで攻防、上抜けなら180ドル目標も
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA付近で反発を確認
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立しつつ95,500ドルのレジスタンスを突破
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 100,000ドル付近、もしくは日足ボリンジャーバンドアッパーバンド
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは95,500ドルを下回る
ビットコイン(BTC)は現在、95,500ドル付近を上限、93,500ドル付近を下限とした狭いレンジで横ばいの展開が続いている。4時間足ではボリンジャーバンドの収縮が進行しており、相場の勢いは一時的に停滞しているが、これは次の上昇に向けたエネルギーを蓄えている段階と解釈できる。
この横ばい推移は、4時間足長期HMAと日足長期HMAが重なる水準付近(5月2日前後)まで継続する可能性があり、そこから反発の兆候が見られれば中期的な上昇トレンドへの移行も視野に入る。特に、4時間足長期HMA付近で反発し、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した上で95,500ドルのレジスタンスを突破できれば、ロングエントリーの好機となる。
ただし、日足短期HMAや日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが上値抵抗帯となる可能性もあるため、上昇の勢いが鈍化する場面には注意が必要である。利確目標は100,000ドル付近、もしくは日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを想定し、損切りは直近安値もしくは95,500ドルを再度割り込む動きを基準に設定したい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 価格が日足一目均衡表雲下端を上抜け
- 1時間足以下で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(1,880ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、短期的には方向感のない横ばい相場が続いているが、日足レベルでは上昇基調を維持しており、日足一目均衡表雲下端をサポートに再び上昇へ向かう可能性がある。
今後、価格が明確に日足一目均衡表雲下端を上抜け、1時間足以下で上昇のダウ理論が成立すれば、ロングエントリーの好機となる。目標は、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近である1,880ドルを利確目安とし、損切りは直近安値割れを基準に設定するのが望ましい。
ただし、日足雲内への突入後は値動きが不安定になりやすいため、エントリー時はロット調整や利確判断などリスク管理に注意したい。
中長期的には、日足一目均衡表雲の内部でしばらく方向感の乏しい相場が続く可能性もあり、トレンドの明確化には時間を要する局面となるだろう。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端で反発を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足短期HMA付近
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲に価格が入る
リップル(XRP)は現在、日足短期HMAを下抜けたことで短期的な下落圧力が強まり、4時間足一目均衡表雲上端付近までの下落が意識される展開となっている。ただし、日足ベースでは上昇基調を維持しており、4時間足長期HMAよりも価格が上に位置していることから、依然として中期的には上昇目線が継続している状況である。
このため、エントリーポイントとしては、4時間足一目均衡表雲上端での反発を確認した後が有力であり、短期的なロングエントリーを狙う場面となる。利確目標は日足短期HMA付近とし、損切りは4時間足一目均衡表雲内への再突入を基準に設定する。
ただし、価格は依然として日足一目均衡表雲の中で推移しており、方向感に欠ける展開が続いている。このため、エントリーの際は慎重な判断とともに、ボラティリティの高さを意識したリスク管理が求められる。
中長期的には、日足一目均衡表雲を明確に上抜けるまで、1時間足および4時間足の雲の範囲内で方向感のないレンジ相場が継続する可能性が高い。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 一目均衡表雲を上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を形成しながら日足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 180ドル付近、もしくは日足ボリンジャーバンドアッパーバンド
- 損切り目安:
- 日足短期HMAを下抜け確定
ソラナ(SOL)は現在、145ドル付近をサポート、日足長期HMA付近をレジスタンスとする横ばい相場が続いている。直近では、4時間足長期HMA、日足長期HMA、日足および4時間足の雲上端が重なる価格帯での攻防が焦点となっており、テクニカル的には日足チャートの形状から上昇優勢と判断できる。
今後、一目均衡表雲を明確に上抜け、かつ1時間足レベルで上昇のダウ理論を形成しながら日足短期HMAを超えてくる場合、ロングエントリーの好機となる。ターゲットは180ドル付近(または日足ボリンジャーバンド上限)を目安とし、損切りは日足短期HMAの明確な下抜けで対応するのが望ましい。
一方、4時間足長期HMAを明確に下抜けた場合は、上昇シナリオが一時的に後退し、価格は日足中期HMA付近まで横ばいで推移する中立的な展開が想定されるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7