- ビットコイン(BTC):4時間足雲上端で反発なら94,000ドル付近まで上昇期待
- イーサリアム(ETH):4時間足雲上端で押し目完了なら短期上昇も視野
- リップル(XRP):日足短期HMA付近から反発で2.3ドルを目指す展開
- ソラナ(SOL):155ドル突破後に本格上昇、180ドル目標も
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端、もしくは4時間足長期HMA付近で反発を確認
※4時間足一目均衡表雲内に価格がある場合は雲上端を価格が上抜け後
- 4時間足一目均衡表雲上端、もしくは4時間足長期HMA付近で反発を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 94,000ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは4時間足雲内へ価格が入る
ビットコイン(BTC)は、日足長期HMAに上昇を抑えられた状態が続いていたが、直近で日足短期HMAと1時間足一目均衡表雲を下抜け、下落基調に転じた。4時間足MACDにおいても上昇モメンタムの減少が確認されており、想定どおりの調整局面に入ったとみられる。
現在、4時間足一目均衡表雲の上端および4時間足長期HMA付近が意識されるサポート帯となっている。これらの水準で反発するようであれば、短期的な押し目完了と判断し、94,000ドル付近までの上昇を見込む戦略が有効となるだろう。
中長期的な視点では、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが強い抵抗帯として機能する可能性が高く、上昇再開後も上値は重くなりやすい展開が予想される。
ただし、強い上昇モメンタムが再び発生すれば、日足長期HMAを上抜けする動きとなり、本格的な上昇トレンドへの転換も視野に入る局面である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端で反発を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足短期HMA付近
- 損切り目安:
- 4時間足雲内へ価格が入る
イーサリアム(ETH)は、1,860ドル付近を上限に反落し、日足短期HMAと1時間足一目均衡表雲を下抜けたことで、短期的な下落圧力が強まった。現状、4時間足一目均衡表雲上端付近がサポートとして意識されており、ここで反発の動きが確認できれば、短期的な押し目完了とみなすことができるだろう。
上昇が再開した場合でも、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAとの乖離が大きくなっていることから、上値は限定的となる可能性が高い。ターゲットとしては、日足短期HMA付近までの戻りを想定したい。
なお、4時間足一目均衡表雲を明確に下抜け、1,690ドル付近を割り込む場合は、中長期的な下落トレンド再開のリスクも浮上するため、慎重な対応が求められる。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMA付近で反発を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.3ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
リップル(XRP)は、日足一目均衡表雲に突入後、2.3ドル付近まで上昇したが、その後は反発により調整局面となっている。現在は、1時間足長期HMAおよび日足一目均衡表雲下端付近で価格が支えられており、この水準が直近のサポート帯として意識されている。
4時間足MACDにおいても上昇モメンタムは前回高値時と比較して弱まっており、短期的には2.3ドル付近を上限、日足短期HMA付近を下限としたレンジ相場が続く可能性が高い。
短期戦略としては、日足短期HMA付近で反発を確認できれば、2.3ドル付近までのロングを狙う形となるだろう。
中長期的には、2.3ドルを明確に上抜け、日足一目均衡表雲を上抜けするまでは慎重に見極める必要がある。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲および155ドルを上抜け
- 1時間足レベルでレジサポ転換もしくは上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンドもしくは180ドル
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は、4時間足一目均衡表雲上端で反発し、現在は1時間足一目均衡表雲に突入する動きを見せている。
現状では、日足長期HMA付近への上昇が期待されるものの、価格上部には複数の抵抗帯が控えており、本格的な上昇局面に移行するには力不足といった印象である。
中期的な上昇シナリオとしては、まず日足中期HMAからの乖離が見られているため、十分な深さの押し目形成を経た後、日足一目均衡表雲を明確に上抜けし、155ドル水準を突破する必要がある。
そのうえで、1時間足レベルでレジサポ転換や上昇ダウ理論の成立が確認できれば、押し目完了と判断しやすくなるだろう。
上昇が本格化した場合は、日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近、もしくは180ドルラインを目標に据えた展開が期待できる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7