ジェフ・ベゾスのブルーオリジン、宇宙旅行の仮想通貨決済を開始─BTC・ETHなどで搭乗券購入可能

shoko-koyama
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ビットコイン・イーサリアム・ステーブルコインでニューシェパード搭乗券が購入可能

ジェフ・ベゾス氏が率いる宇宙探査企業Blue Origin(ブルーオリジン)と決済技術大手Shift4 Payments(NYSE: FOUR)は7日、宇宙旅行の暗号資産(仮想通貨)決済を可能にする提携を発表した。即日より、ブルーオリジンのNew Shepard(ニューシェパード)宇宙船による宇宙旅行をビットコインイーサリアムソラナ、USDT、USDCなどの仮想通貨・ステーブルコインで購入できるようになった。

75名超の宇宙旅行実績を持つニューシェパード

ニューシェパードは国際的に認知されている宇宙境界線「カルマンライン」を越える高度100キロ超まで到達する再利用可能ロケットで、これまでに75名超の搭乗実績を持つ。顧客はCoinbase(コインベース)やMetaMask(メタマスク)などの主要ウォレットを接続でき、即座で直接的かつ安全な決済処理が可能となる。

Shift4のテイラー・ローバーCEOは「取引プロセスの簡素化によるコマース革命が我々のミッションであり、そのビジョンを地球を超えて拡張できることに興奮している」と述べ、「冒険心あふれる旅行者が好みの決済方法で生涯最高の冒険を予約できる、シンプルで摩擦のない体験を提供する」と強調した。

4兆ドル暗号資産市場への対応

Shift4の仮想通貨部門責任者アレックス・ウィルソン氏は「仮想通貨は4兆ドルの資産クラスとなり、現在の決済エコシステムにおける可能性は無限大だ」と指摘。「特に高額購入において、消費者と販売者の双方が経済的恩恵を受けるため、仮想通貨とステーブルコインは消費者の決済手段として人気が高まる」と予測している。

この仮想通貨決済は、24時間365日の国際取引対応、米ドルでの迅速な決済処理を可能にし、成長する仮想通貨保有者層への訴求を狙いとしている。新たな決済オプションは、今後のニューシェパード商業宇宙飛行の全予約で即座に利用可能となった。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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